よくある剣と魔法物語ですが、何をするにも陰鬱なムードが漂っています。
ラノベふうなハッピーお気楽ムードはかけらもありません。
主人公アランは、竜討伐の旅に出かけることになった!
――そこには、王位継承権のあるアランを亡き者にしようとするたくらみが……。
チート能力を持つ魔術師がパーティーに加わってくれた!
――それは魔術師が上司におべっかを言えなくて、〇〇されたから。
女剣士が「隣で寝てもいいですか?」と聞いてきたぞ!
――それは〇〇〇のためであったから。
なんというか、登場人物の一挙一動が、人間不信の気持ちを煽り立ててくれます。
タグにもあるように、これは幻想文学ワールドの小説なのですね。
どんよりとした幻想ムードを味わいたい方には、ぜひオススメです!