第8話
「名前は」
「売れないキャバ嬢」
大下まどかが取調室で取調官に供述した。
「なぜ、加納卓を殺した」
「あいつの靴下の臭いが気に入らなかったから」
「どうして加納の顔を鈍器で潰した」
「あまりにも醜いから」
「加納の顔面はむちゃくちやだ」
「ご愁傷様」
「悪いことをしたという気持ちはないのか」
「ボーイング747」
「反省は」
「首を吊りました」
「死ね、まどか」
取調官が思わず大声を上げた。
「オマエは人間の屑だ。死ね、死んじまえ」
「アハハハハ」
まどかが大声で笑った。
「おまえたちには永遠に加納を
殺した理由なんてわからないよ」
人生スケッチ @k0905f0905
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。人生スケッチの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます