愚かなり我が恋。この言葉だけで、ぐっと引き込まれます。青春の青さの後悔。うまくいかなかった恋。別れるときに、心が傷つき、血を流し、涙する、その痛み。その慟哭を、「自分のバカヤロー」を、上手に汲み取り、短歌に濃縮するのが、お上手な作者さまです。ドラマチックで、面白い短歌ですよ!ぜひ、ご一読を!
この感じ、好きです。他の短歌や、小説も読ませていただていますが、この感じ。流石の、『福山節』って感じです。
絡まる失恋の歌、感情と記憶に包まれています。