第2話 社会終焉、、?
「やべー、、でけーな」
今、目の前の怪物を見てそんな言葉をこぼす
こいつがいくつもの地域を破壊したのも納得がいく
「でも、俺がやらねえとな」
そうこの国では超能力を与えられたはずだった
超能力といっても戦闘系から魔法系、回復系までいる。
でも、能力者はこいつらを見てから能力を使わなくなった。
どうせ自分がやられたくないだけだろう
「ウォーーン」
「やっべ、見つかった」
怪物がこっちに気付いたのかやってきた
あいつは基本物理攻撃を得意とする
でも、俺には通用しない
「俺の能力が強化系でよかった」
そんなことを言いつつ、怪物との距離をつめる
「ウルルルルル」
怪物の威嚇が聞こえる
「威嚇したって無駄だよ」
そう、もう遅かった
「じゃあな、怪物さん」
ドサ
怪物の首が落ちた
「あー、終わった」
怪物がいなくなったことでこの場所が安全になった
「あとどんだけ怪物いるんだろう?」
まあ、見つけたら倒すだけなんだけどね
あ、刀切れ味落ちてたからきれいにしないと、なんて思ってると
「あなたは何者なんですか、、?」
「俺、、?俺は夕凪だ。あんたの名前は?」
「私はみれいです。」
「みれいか。よく生き残ってたな」
「たまたまですよ。」
たまたまって、、そんなんで生き残れるのスゲーな
ただでさえ人口の半分が消えたってのに
「夕凪さんはもしかして身体系の能力者ですか?」
「ああ、そんなとこだ。みれいは?」
「私は回復系ですね」
「回復系か結構珍しいな」
この国の中での回復系の能力者は結構珍しいし、いろいろ助かる
「今までどこにいたんだ?気配が感じられなかったが」
「移動してきたんですけどその最中で見かけたので」
「どっからだ?」
「元この国の中心だったところです」
「あそこか、、」
あそこはかつてこの国の中心でありたくさんの人口がいたが
怪物が集中したことで都市は壊滅となった
「まあここのほうが安全だからな」
「なんでわかるんですか?」
「なんでって言われても俺が倒したからな」
「あの怪物をですか?!」
「ああ、、、だいぶ時間はかかったがな」
「すごすぎる、、そういえば夕凪さんはこれからどうするんですか?」
「この国から怪物を排除する、、そのあとで国を復興する」
「え、、、本当ですか?」
「ああ、本当だ」
実際怪物を倒せるのもごくわずかだからな
「もしよかったら私も手伝わせてください」
社会の終焉、、、そんな結末変えてやる @yuunagi234
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