第4話〜神崎華美〜

私はわざと柏木さんの足元にシャーペンを落とした。案の定柏木さんは私に、シャーペンを落としましたよ。と言って拾ってくれた。私は作戦通り、「ありがとう!柏木さんだよね?1年間よろしく!」とできる限り明るく言った。すると緊張しているのか「ありがとうございます」と堅苦しい敬語で行った。私はそれに対して、敬語無しでいいという旨を伝えた。その後柏木さんは緊張しつつも、私に「あ、あの!垢抜け方法!お、教えてくれない…?」と言った。





あ、神崎さん。シャーペン落としましたよ?」

私は足元に落ちた神崎さんの可愛らしいシャーペンを拾ってあげた。すると、神崎さんは「あ、ありがとう!柏木さんだよね!1年間よろしく!」神崎さんは歯切れの良い返事をしてくれた。「あ、はいよろしくおねがいします。」私は思わず敬語が出てしまった。やっぱり一軍でありながら礼儀のなっているこう言う人は憧れる。憧れるが故に敬語が出てしまう。すると神崎さんは「なんで敬語〜?仲良くしよーよー!タメ口で全然おkよ?」と明るく言った。つい私はその明るさに吸い込まれて「あ、あの!垢抜け方法!お、教えてくれない…?」と聞いていた

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かわいくなりたい女の子 @yasakihikari0518

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