第3話〜柏木彩乃〜

「あ、神崎さん。シャーペン落としましたよ?」

私は足元に落ちた神崎さんの可愛らしいシャーペンを拾ってあげた。すると、神崎さんは「あ!ありがとう!柏木さんだよね!1年間よろしく〜!」神崎さんは歯切れの良い返事をしてくれた。「あ、はいよろしくおねがいします。」私は思わず敬語が出てしまった。やっぱり一軍でありながら礼儀のなっているこう言う人は憧れる。憧れるが故に敬語が出てしまう。すると神崎さんは「なんで敬語〜?仲良くしよーよー!タメ口で全然おkよ?」と明るく言った。つい私はその明るさに吸い込まれて「あ、あの!垢抜け方法!お、教えてくれない…?」と聞いていた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る