BAD END第17話 うるるんにブラジャーを返す。

正直者が死んでしまう世界を作ったのは世界の怠慢だと思った中学時代。使い古したジャックナイフが胸に刺さって、僕はクソゲーに出会った。過去はだきしめよう。


僕はポケットの中の紫のブラジャーを握りしめた。


ぎゅっ


ほのかに温かいブラジャーの感じ、これがうるるんのブラジャーか?


僕は思い切って、高校のときのクラスメイトへの告白のつもりで、うるるんに話しかけた。


「うるるーーーんっ」


「なんですかーーーー?」


「君のブラジャーなら僕が持っているよっ。ぐふふふ」


僕がニチャアと笑いながら、うるるんにそう言うと、警察官が走り込んで来た。


ぼかっ


「お前っ。何をやっているっ」


僕は警察に捕まって、牢屋に入ることになった。ダルセンヌの希望。クソゲー。


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GAME OVER(29話に戻る)

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https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658256441774

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