Episode4 異世界での初休暇
俺は,だいぶ休めたから,今日も一狩りするゼェー!
•••と、思っていたが,俺らのギルドが臨時休暇に入っているらしい。
理由は昨日討伐依頼が来すぎて,ギルドマスターや討伐者,とりあえず全員がボロボロで、体力の限界だったらしく,今日は臨時休暇を取ったらしい。
まぁ、ギルドが休暇を取るのはいんだけど•••。
「今日一日、何しよう。」
とりあえず、俺は家に帰って食材の残っている量を確認してみた。
あ、結構少ないな。
「よし。まずは買い出しに行こう。」
俺は日本(転生前にいたところ)でいうスーパーに行った。
足りないのは•••奇声鳥のもも肉?奇声?寄生じゃなくて?それに,どこに並んでるんだ?「あの、奇声鳥のもも肉はどこに並んでいるんでしょうか?あと、奇声鳥って,どんな鳥なんですか?」
俺は店員にそう聞いた。いや、逆に気にならない方がおかしい。
「奇声鳥は、鳴き声が人の奇声みたいに高くてやかましい鳥で、もも肉が並んでいるところは,あちらになります。」
「ありがとうございます!」
俺はお礼を言って、そこに向かい,ギリギリのところでもも肉を調達できた。
次は•••ビーマヴ?なんかピーマンみたいな名前だな。野菜が置いてあるのは•••あっちか。
20分後,必要な食材を全て調達し,買い出しが終わった。
終わったのはいいけども。いいけどもね。
「•••やることがねぇ。」
そう。やることがない。昨日みたいだったら忙しすぎて逆に休ませて欲しいレベルだが,ギルドの仕事がないと,今日みたいに暇になる。
「おーい、バイアスー。暇だから来たぞぉー。」
「突然どうした」
俺はそう答え,ゲオルグは
「いや、暇だから来たんだが?まぁなんかしようぜー?マジでギルドないからやることなくてさー!なんかしようぜ?」
「奇遇だな。俺もだ!」
よし、今日は遊びますかー•••って、この世界になんか遊べるものあったか?
「よし、バイアス!特訓だ!」
おっ!?いきなりだな!?
そう言われ,木刀を持たされた。
「行くぞ!」
ゲオルグが先制攻撃を仕掛けてきた。俺はそれを木刀で受け流し,一撃を浴びせた。が、俺はゲオルグにカウンターをやられた。
「うわっ!」
俺は少し体が宙に浮いた。
「もらったぁ!」
ゲオルグはすかさず追撃をを入れようとしていたが,俺は逆に、木刀がぶつかる時の反動を利用し,さらに上へ飛んだ。そして空中で1回転し、勢いをつけ、ゲオルグに攻撃を入れた
。ゲオルグ、攻撃力はすごいけど柔軟性が少しないな。
•••攻撃力があまりない俺はいえないけど。
特訓は夕方まで続け,そのあと俺らで酒場に行った。
「バイアスありがとな!いいトレーニングになったぜ!」
「暇な時間を過ごさないで済んだからいいぞそんなの。」俺は即答した。俺は,ただ単に暇な時間をどうなくそうか,トレーニングの最中以外はそれしか頭になかった。
「とりあえず!乾杯!」
ゲオルグが30分後に潰れ,飲み会短かったランキングをつくったら、余裕で1位を取れるレベルで早かった。俺はその後,酔いが少し回っていたため、早めに寝た。
俺は,明日ギルドやったらいいな•••と思いながら。
転生してからろくなことがありません。 @Hakumai3
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