パピプペポ
『パ』だけでもこんなにたくさんの意味合いが……あ…頭が、頭がーッ!(ボフン!)
慣れていないと、読み取り間違ったり伝え間違ったりしそうですね。
作者からの返信
花京院 依道さま、コメントありがとうございます。
そうですよね。
正直言って、これが出来るのは、かなりの上級者です。手話を第一言語とされる方でも、使えない方は多くいますから。
ただ、わからないとしても、こういう表現があるのだなとわかると、次に手話を見たときに、口元も見てもらえるかと。
『やったー!』
というときに、口がポになっているとか。
わからないと『変』に思うかもしれません。でも、わかると違って見えてくる。
それは、全ての差別や偏見に通ずるところなのではないかと、感じております。
ぱぴぷぺぽ、だけでこんなに使い方があるのですね。
驚きました。
感情を乗せて話す話し方は、
アイヌ語の語尾に五感の表現を
付ける話し方と似てる気がしました。
例えば、ピリカシリ! だと、
美しいと言う意味のピリカに、
視覚情報を表すシリが付き、
(目で見て)美しいなぁ! と言う
日本語訳になります。
作者からの返信
夷也荊様、興味深いコメントありがとうございます。
アイヌ語も文字のない文化なので、いろいろと通ずるところはありそうですね。
手話もアイヌ語と同じく、本当に古い言葉は昔使っていた手話)は、失われてしまったようです。
最初の手話は、いまとはかなり違っていたと言われていますが、記録を残しておくことが、人伝えしかないので、残っていません。
多くの人が、手話の文字化(日本語に変換するという意味ではなく)を試行錯誤ましたが、いまだにかなってはおりません。
手の動きだけでなく、あらゆる動きを、同時に文字化する(新しい言語)のは難しいですよね。発表された方は何人かいらっしゃいますが、複雑すぎて、とても読めたものではありませんでした。
む、むずかしい!
いや、覚えきれないですよ、これ。
なんだか日本語を習う海外の方が「なんで一つの漢字にこんないっぱい読み方あるねん」と言ってる気持ちが分かる気がしました。
作者からの返信
小椋夏己さま、コメントありがとうございます。
そうですよね。聞こえる人にとっては、わかりにくいと思います。ただ、これはある意味で『手話を省略』する手段でもあります。
手話は同じ動作で、違う意味合いを表現することが、とても多くあります。
それに比べて、日本語は個々に言葉があり、それを一つ一つ覚えなければいけません。
どちらかといえば、感情的な手話は、表情や動きから読み取る部分が大きいですね。手話自体は、逆に補助的なものだったり。
言葉にするのは『日本語』の方が多彩で、感情や心象など、言葉にしにくいことは、『手話』が優れているように思います。
覚える言葉は、手話の方が少ないかもしれません。
応用は多いですけれど。