いつも知らないことが多くて勉強になるのですが、今回はことさら面白かったです
ろう文化なんてものがあるんですねー
全く知りませんでした。
でも考えてみたら当然ですよね。聴者同士ですら、当たり前ととらえる部分に違いがあるんだから
指をさすことが何で失礼になるんだろうという視点も、たしかに!と思いました。
作者からの返信
中辛バーバリアン様、いつもコメントありがとうございます。
ろう文化というのは、『聴者から見て』異質に感じるというだけで、ろう者から見れば普通のことなんですけれど。
電車で座る位置なんかも、よく言われますね。
聴者は隣同士で座るけど、ろう者は向かい合って座る(車内が空いている場合)と。
手話は、近距離で隣同士だと、見ることが困難なので、ある程度の距離があった方が楽に話せます。でも、聴者からすると、「なんで友達で通路を挟んで座るの?」となるわけです。
(ろう者だと知られると差別を受ける場合があるので、公共の場では手話を使わないかたもいます)
ろう文化といっても、理由があるので、知れば納得なんですけれど。
確かに指で指すのが一番間違いが少ないですよね、「これ」とか「この人」とか「この場所」じゃなく、しっかりと限定されるので。
読ませていただいていていつも思うことは、手話を学ぶというのは本当に外国語と外国の習慣を学ぶことに近いということです。
今までは簡単に「日本語の手話なら日本語と近いんだろう」と考えてましたが、そうではなかったです。
作者からの返信
小椋夏己様、コメントありがとうございます。
同じ国で生まれて、同じ地域で暮らしていたら、常識だって同じはず。
私はそう思っていました。ですが、環境や障がいの有無などが違うと、ガラッと変わってしまうんですよね。
私は主に聴覚障がいに関することを書いていますが、例えば盲の方は、また違った常識が存在するわけです。
いずれにしろ、わかろうとして何かアクションを起こすことが、相互理解への近道だと思います。私はその一端になれればと、思っている次第です。
指差し。(^^;; うっかり手話が出てしまったのですね。
逆に言えば、それだけ手話に慣れたってことですので、これからも頑張ってください。
ろう者の方は曖昧なものの言い方をせず、海外の方のようにはっきり言い切るんですね。
ヽ(´▽`)/ なるほど、ワールドワイド!
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます、花京院様。
そうですね。
聴者に向かって言ったら、ケンカになりそうなこととか、ハッキリと言うかもしれません。『頭の毛が薄い』とか『太ったんじゃない?』とか。あくまで感想だったり、見た目であって、悪口ではないんですけど。
手話自体が、遠回しな表現は無いと思います。
『3時間後』なんて言い方もせず、必ず『○時』とハッキリ言いますし。
あやふやな表現は、手話でやると間違って伝わりやすいからかもしれませんね。
それは逆も言えて、ろう者からすると『結局なにが言いたいかわからない!』となるわけなんですけど。
指さしですか。攻撃的、威圧的な動作に含まれるものですね。相手の目を覗き込むのもやはり同じ意味合いを持ちがちです。実際に侮蔑的な振る舞いをする人間が、これを多用する傾向にあります。けっきょくは心理的な問題なので、必要のないときには控えた方が良いでしょう。悪意がなくても怒らせてしまうことって多々あります。
一方で「ろう者」であれば、この手の行動は、まったく別の意味合いを持つということを、もっと大勢の人に知ってもらいたいものです。それこそ小学校で教えろって話ですよ。一生で一度も役に立たないことを詰め込まされる一方で、こんな大事なことを知らずに大人になるのですからね。
作者からの返信
五五五 五さま、コメントありがとうございます。
指差しは、手話の表現だと伝えると「だったら丁寧に、指でなくて手で示すべきだ」というかたがいました。(手のひらを上にして、それで指す)
ですが、それだと別の手話と間違われる可能性が(似たた動作の手話が複数)あるので、やはり普通に指差すのが、1番わかりやすいのです。
身近な人や、友人に、ろう者の方がいれば、また違ってくるのでしょう。話したいと思えば、自ら勉強をするはずですし。
ろう者のアイドルやヒーローが出て来たら、良いのになと思ったりもします。
とある聴覚障がいのある女性俳優が、「私は、ろう者で初めての仮面ライダーになりたい」と言っていましたが、もし本当になったら、面白いのではないかと、いまでも思っています。