応援コメント

第41話 コーダ(ろう者の子供)」への応援コメント

  • コーダあいのうたって映画がありましたけど、そんな意味だったんですね
    意識したことありませんでしたが、通訳でつきっきりになることをかんがえると、子どもの負担は大きそうですね…

    作者からの返信

     中辛バーバリアンさま、コメントありがとうございます!

     いま、よくいわれているヤングケアラーと言われている人達が、この中にもいます。
     ろう者のかたが、いまの日本で生きていくためには、聴者とのコミュニケーションが欠かせません。ですが、筆談も出来ない(日本語の文法がわからない)方がいるのも現実で、なかなかに難しいものがあります。

     だったら、手話通訳を雇えば? ということになりますが、お金も掛かりますし。それに、手話通訳の方でも、『日本語対応手話』しか出来ない人もいます。
     だったら、身内の方が安心となるわけです。
     ろう者の平均収入が、聴者よりも年間100万円以上安かったり、離職率の高さ(ほとんどコミュニケーションが原因)もあり、『話せる我が子』に頼らざるを得ない部分もあるのです。
     しかし、大人の通訳をすることは、現実を知らされること。小学生で『ろう者』が差別の対象だと知らされたり、同学年と遊ぶヒマが無かったり……全ての人がそうではありませんが。
     社会の仕組みや、世の中の人々の考え方、差別がなくならない限りは、コーダに少なからず負担のかかる世の中。
     それが現実ですね。

  • コーダと聞いて思い出すのは、映画でした。
    しかも、コーダを人名だと思い込んでいました。日頃から自分は無知だとは思っていたのですが、ここまで無知だったとは。
    本当に、御作には教えられてばかりです。
    教えて頂き、ありがとうございます。

    作者からの返信

     夷也荊様『コーダ』という言葉は、以前よりは知られるようになりましたが、決して認知度高いものではありませんから、どうぞご安心を。

     私も映画のコーダを見ました。
     実際に聴覚障がいのある人を、俳優に使っているので、やはりリアルですよね。エピソードも、ろう者の方が見て、かなり共感するものがあるようです。
     ろう者やコーダの評判も、わりと良いと聞きました。
     エンタメなので、仕方の無いことなのですが、後半が上手く行き過ぎなのが、少し気になりましたけど。
     ろう者家族と聴者が、なんかいきなり上手くいって……まぁ、時間の制限上、ああなりますよね。

  • コーダ、ですか。初めて聞きました。
    親の通訳の為に遊びに行けない人もいると聞いて、ヤングケアラーという言葉を思い出してしまいました。

    作者からの返信

     花京院様、コメントいつもありがとうございます。とても嬉しいです。

     おっしゃるようにヤングケアラーと言えなくもないですね。
    『聞こえるコーダは、通訳するのが当たり前』と思っている親御さんも、わりと多いような気がします。
     手話通訳を雇うと、高いですからね。そんなに頻繁には雇えませんし。
     それに『ろう者』の平均収入だって、就職率だって、決して良くはありませんから。
     だからといって、小学生に手話通訳させるのは、かなりキツイ(体力的な物だけではなく)事もあるので、本当に難しいです。

     すぐにどうという方々は思いつきません。
     ただ、そんな状況を知ることも、現状打破への一歩のような気もしているのです。
     

  • やっぱ親も子供たちのことを考えないといけないであります(>_<)反発するなんて、よくないであります(>_<)

    作者からの返信

     ユーディ様、コメントありがとうございます。
     台風に気をつけて下さいね。

     コーダといっても、親の通訳を『苦痛』と言う人もいますし、『全く苦痛と思った事は無い』と言う人もいるので、一括りには出来ませんが。

    『ろう者』と『聴者』のアイデンティティを持ち合わせることに、苦悩する人は多いようです。
     コーダの方だけの集まりで、癒される方も多いみたいですね。
     コーダの本当の気持ちは、コーダにしか理解できないのかと思うと、少し切なくも感じます。