ヘレン・ケラーは三重苦と言われているが、実は口はきけると子どもの頃に読んだ本で知りました。
有名なのは「ウォーター」の意味がわかってという部分ですが、その後の話を読んでサリバン先生が自分の口を触らせて、口の形を教えて話せるようになったと知りました。
二重苦なことから3つ目の機能、話すも難しいことになるんだなとその時に知った気がします。
作者からの返信
小椋夏己様、いつもコメントありがとうございます。
私も『聞こえない』と『話せない』がなぜ結び付くのか、幼い頃は理解が出来ませんでした。
少し違いますが、昔、学校の先生に
「1度も目が見えなかった人に『赤』を、どうやって教える?」
と言われて困りました。
「『綺麗』ってどんなの? 『光』ってどう見えるの? 『まぶしい』ってなに?」
私には、その時目の前にあった花すら、ろくに説明が出来なかったことを覚えています。
うなづく手話表現もあるのでありますなー(#^.^#)
作者からの返信
ユーディ様、コメントありがとうございます。
読んでくださる方がいることは、なによりの幸いです!
手話表現で『うなづく』が出来ない(読み取れない)と、半分近くは伝わっていないかもしれません。
例えば『母の姉』と『母と姉』は、同じ手話表現をします。違うのは『うなづき』のみ。
『母の姉』と『母と姉』では、人数も違いますよね。
盲ろうの方にとって『うなずき』とは、聞いていることや、理解していること、また『そこにいる』という重要なことを示しています。
見えないし、聞こえない為、それを『触感』や『振動』として感じるしかないのです。
目が見えなくて耳が聴こえなくても、人間はコミュニケーションを取れるんだなと何だか感心しました。
特に相槌の話はなるほどなーという感じです。
頷いたり、うんうんと返したりするだけが相槌じゃないんだなーと。
あと個人的に気になったのは、コメントの目に見えない人に赤を伝える話です。
授業がどうやってまとめられたのか気になります。
作者からの返信
中辛バーバリアン様、いつも丁寧に読んでいただき、コメントありがとうございます。
かなり昔のことなので、ハッキリとは覚えていませんが、他にも色々な表現について、先生が質問したと思います。
例えば『甘い』を『色』で表現するとか、『悲しい』を『味』で表現する……みたいな。
で、『自分が当たり前と思っていることも、共通の認識がないと、伝えることが大変』みたいなことを言っていたように思います。
本当はもっと、簡単な言い方だったと思います。
本当に昔のことなので。