この手術のことは聞いたことがあります。
そして、手術して聞こえるようになっても、今まで音のない世界にいた人には苦痛で、結局やめてしまったという話も。
本当かどうかは分かりませんが、聞こえるようになった方が苦痛というのは、聞こえる世界にいる者にはよく分からないだけに、むずかしいことだと思いました。
作者からの返信
小椋夏己様、コメントありがとうございます。
人工内耳は、手術したからといって、必ずしも聞こえるようになるわけでもなく、感染症などのリスクも、常にあります。
難しいですよね。
上手くなじめば、全く聴者と変わらない生活が出来る場合もあります。が、それが本人にとって幸せなこととは、限りませんから。
最も普及している人工臓器。
小生が学んでいた文化人類学では、
医療人類学という分野があり、
臓器移植なども扱うのですが、
初めて知りました。
御作は、知らなかった事で溢れていて、
とても勉強になります。
作者からの返信
夷也荊様に、そう言ってもらえると、とても心強いというか、嬉しいです。
私が『カクヨム』で書いているのは、『聴覚障がい』だけでなく、様々な『障がい』について、多くの人に発信したい……と考えたからです。
知らないからこそ、怖かったり、偏見を持ったりする。だから、知って欲しいと考えたのです。
私が書くエッセイや小説に、 社会的弱者と分類されている人が多く登場するのも、その為です。
普通に『障がい』について書いても、なかなか読んでいただけないので『面白く読んでいるうちに、知識が身に付く』ような、そんな小説を目指しております。
これが、上手くいかないんですけどね。
人工内耳なんてものがあるんですね。
脳のリハビリが必要というのも驚きました。
ただ、実際当事者の立場だったとして、手術をするかどうかは難しいなと思います。
あと本題ではありませんが、この作品毎週更新されているんですね。それも長い間。
凄いですね。サボりがちな私から見ると偉業です。
作者からの返信
中辛バーバリアン様、コメントありがとうございます。
人工内耳については、一時期『積極的に推進』みたいな時期がありました。それを悪いことだとは言わないのですか、キチンと説明しない医師が多くいたようで、問題になったのを覚えています。
まるで『誰もが聞こえるようになる』みたいに、勘違いした親もいたようで。
いまでも、その状況は大して変わらず、危機感もあって記事にしました。もちろん、人工内耳にして良かったという方もいますので、否定するものではありません。
作品を毎週更新しているのは、毎週更新なら『私も、聴覚障がいについての知識が増える』と考えたからでした。
(自分の甘さに泣けてくる……)
あと『どんなテーマでも、いつ更新しても良い』となると、私はサボってしまうので、自分で制限を付けたのです。
幸い、今のところは、毎週更新させていただいております。