第30話 全国高校生手話パフォーマンス甲子園(コンテスト)

 鳥取県で毎年おこなわれている『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』はご存じでしょうか? 

 私は演劇の部門が好きで、テレビやYouTubeで見ることがあります。内容は自分の身近な話が多いのですが、変わったところでは異世界ものだったり、SFだったり、様々です。ただ、基本ろう者に関するテーマのものですが。(詳しい規定は知りません)

 パフォーマンスというだけあって、手話ダンス、演劇、漫才、落語、なんでもありです。

 参加者は、ろう者も、ろう者でない人も参加できます。


 そもそも、なぜ鳥取なのでしょうか?

 それは『鳥取県手話言語条例』というものが、平成25年(2013)10月11日から施行されているからです。

 簡単に言うと、手話を言語と認めて、ろう者や聴者の関係なく、住みよい環境にしましょうというもの。

 鳥取県は、手話の普及の為に、YouTubeで動画を流したり、様々なところに協力を求めてきました。企業や学校でも、環境を整えるように、活動してきたそうです。

 手話を覚えてもらうことにも、力を入れているとのこと。

 ここまで、手話に積極的な都道府県は、他に無いのではないでしょうか?


 鳥取県で手話パフォーマンス甲子園が行われる理由は、わかってもらえたとおもいますが、そんなことは正直どうでも良いのです。


 高校生のみんなが、形にしたものを、ぜひ見ていただきたいのです。

 手話パフォーマンスですが、字幕も付いていますから、どなたでも楽しめるかと思います。

 もちろんプロと比べると、どれも力が足りません。ですが『伝えたい』想いや『情熱』はあふれています。


※ 『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』のYouTubeについて。

 作品や撮影者によっては、演者が遠すぎたり、手話が角度によりわからないものもあります。

 

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