「字幕があるのに、手話通訳まであるなんて、無意味じゃない?」
まさにこれ思ってました、知らないということは恥ずかしいことですね。
今回初めて「そういうことだったのか」と分かった気がします。
無意味とまでは思っていませんでしたが、「なんで文字と手話両方出すんだろう、文字が出ないテレビがまだあるからかな」と思ってました。
作者からの返信
小椋夏己様に、そう言ってもらえて嬉しいです!
1人でも理解してくれた人がいてこそ、書いたことに意味があるのですから。
「手話が出来ないなら、筆談ですればわかるでしょ?」
と言われる方は、とても多くいます。
第一言語が日本手話だと、筆談のハードルは、とても高いのに。
手話には『て、に、を、は』がありません。
『ろう者は、本を読むのが苦手』と言われています。
もちろん、本好きの方もいますが、全体的に苦手な人の方が多いイメージではありますね。(先天的な聴覚障がいの場合)
最近の映画では確か、字幕あるでありますよね(‥ )ン?ゴーグルとかでありますが( ¨̮ )
作者からの返信
バリアフリー映画は、専用のメガネのような物を付けます。
字幕も、通常の字幕とは、また違った字幕なのです。
小説……とまではいきませんが、描写がされていたり、物音や自然音から、制作者の意図していることが文字にされたり。
字幕の意味合いが、単なる言葉の文字化ではないのです。
試しに、字幕の作品を、音声を切って見ていただくと、わかると思うのですが。音声が無いだけで『気の抜けたコーラ感』がしませんか?
特定のルールがあるわけではない(と思います)ので、それぞれ工夫をして『字幕+α』をしています。
言葉にしても、どんな話し方なのか。字幕だけで、音声を聞いていないと、わかりにくいことがありますよね。
ためらいがちなのか、バカにしているのか。
そういった些細なことも、普通の字幕とは違います。ただ、字幕を入れすぎると、映像に集中できなかったりするので、難しかったりするのですけど。
あと、いまのものはわかりませんが、メガネは字幕を見るもので、映像は映画の画面を見ます。
普通に映画の画面を見ると、そこに専用のメガネで、専用の字幕が付くわけです。
右を向けば右に、左を向けば左へ、同じように移動するわけです。
なので、自分の好きなように見られたりして。そこら辺も、普通の字幕映画と違う点ですかね。
日本手話は日本語とは別物という話のときに、へーそういうものなんだとおぼろげに思っていたのですが…
例文のように日本語と並べていただいたので、腑に落ちました。
なんというか、もう別の言語なんですね
本の話とか映画の話とか初耳で驚きました。
「 字幕があるのに、手話通訳まであるなんて、無意味じゃない?」
まさにこう思っていたので。
作者からの返信
中辛バーバリアン様、わかっていただけたというコメント、書いた甲斐がありました!
『字幕』さえ付いていれば、聞こえない人も大丈夫でしょ? と思われている人、本当に多いです。
小学生の子供(聞こえる)のいる、ろう者のお母さんが「学校からのプリントの、内容がわからない」とおっしゃってました。
もし、ろう者の方に筆談するなら、短い文章で簡潔に書きましょう。例えや、遠回しの言い方はダメです。
もちろん、個人差はあるので。一番良いのは、本人と実際に筆談してみることです。
ただ、筆談自体が出来ない(読み書きが苦手)方もいらっしゃるので、その時はボディランゲージやイラストなど、工夫をすることも大切です。