第3話・バトルオブ=ダンケルク

1942年。エルヴィン=ロンメルの防衛するダンケルク近郊及びにノルマンディー海岸に英仏と一部米軍の多国籍軍が上陸を行った。対ソ戦線で大きく敗北しているドイツの背後を突くためであった。しかし、日本から送られてきた「威号中戦車」の設計図を基に新型戦車を開発。「フォックスⅠ」狐の名を持つ戦車である。

ロンメル「総統閣下がまさかフォックス中戦車師団を譲渡してくれるとは思わんかったな。」

ルーデル「私は戦車さんは得意ではありませんが、とにかくダンケルクとノルマンディーが死守できて良かったです。」

ロンメル「ああ。あの地域は海岸が広がっていて要塞を作っていたほうが良いという予想は当たっていたようだ。」

ルーデル「それにしても【バトルオブ=ダンケルク】では上空から支援しておりましたが、フォックスⅠの威力は凄まじかったですね。」


ルシュンテト「我が部隊にもフォックスⅠを配備してくださいよ...」

ヒトラー「いいや、負け続きな貴様らに高級戦車師団を譲渡はできない。これからはロンメルをソビエト戦線に送る。お前たちはバトルオブ=ブリテンでも準備してろ。」

ハイドリヒ「分かりました。しかし、ロンメル一人で勝てるのですか?」

ヒトラー「マンシュタインを送る。配属としては第一フォックスをロンメル、第二フォックスをマンシュタイン、北欧軍集団をハイドリヒ、ノルマンディー防衛部隊をルシュンテトだ。」


ーーーノルマンディーーーー

少尉「まーためんどくさそうなのがきますなぁ。」

二等兵「ロンメル閣下は優しくて寛容でしたからねぇ。」

少尉「ルシュンテトはソ連戦線で失敗してこっちに来るらしいぜ。」

ルシュンテト「………」

少尉「し、失礼しました!(ほら、お前も謝れ!」

二等兵「申し訳ございませんでした!!」


ーーー北欧ーーー

大尉「オカルト野郎が来るらしいぜw」

一等兵「ソ連戦線で敗北した人ですよね?マンシュタインさんは部下にも優しくて人気がありましたよね。」

ハイドリヒ「………(殺す。」

大尉「失礼しました。ハイドリヒ少将殿?」


そう。ハイドリヒとルシュンテトはソ連戦線での敗北により舐められている。ロンメルとマンシュタインは比較的温厚な性格であり、部下との交友関係も深かったため信頼があったのだ!


ーーーイタリアーーー

チトー「メッセさんの部隊は士気も高くて良いですね。次はスイスに攻めるのですか?」

メッセ「そうだ。我々重要任務だ。次は英仏の息の根を止めるためスエズに送られるそうだ。」


ーーーソ連ーーー

スターリン「どうしてだ?なぜウラルまで敵が来ている?」

ジューコフ「単刀直入に申し上げますと、我が部隊はあの寒さに耐えられない上に敵のI(威号中戦車)が強すぎます。ドイツ戦線ではかろうじて優勢ですがフォックスの投入が予測されます。」

スターリン「貴様はなぜ攻勢をかけない?早くしろ。しなければ粛清だ。」

ジューコフ「し、しかし」


【今からは少し矛盾点の解消】

1.この時代になんでパンターがあるの?

A.パンターと名の付く戦車なだけ!


2.ユダヤ人殺害の描写がないけどなんで?

A.この小説はあくまでドイツの勝利を描くものだから!一応ホロコーストもタグにあるけどほとんど意味はないよ!


3.日本はアメリカの禁輸とかはなかったの?

A.この世界ではアメリカがモンロー主義を厳守して関わってこなかったよ!


4.満州国は?

A.満洲国はまだ出ていないけど日満帝国というのが地理的に言えば北満州にあるよ!

 

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第二次世界大戦・ナチスの最終勝利 @nanashiChina

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