エピローグ

 元気ですか?


 もう、の人には、会えましたか?


 たまには、私を、見上げてくれていますか?


 貴方の記憶にない、私ですが、私は、貴方を今も、想っています。


 後悔は、していません。貴方を、救えて、本当に良かった…。


 になっても、見守ることが出来ると、想っていました。でも、出来ませんでした。


 この宇宙では、私のなど、小さなもので、地球の貴方を見つける事すら、出来ないのです。


 占い師に、ちょっとだけ、文句を言いたくなります。


 でも、地球が青く、輝いているのを見ると、私が星になった事が、無駄ではなかった…と、思えます。


 ブラックホールを、塞ぐのは、意外と大変でした。結構、力が要りました。どうやったか、覚えてませんが…。





 諒日…、貴方を、好きなって、良かった。地球を、救えて、良かった。




 愛しています。


 諒日、いつか、もしも、人が死んだら星になる…と言う説がありますが、それが本当なら、会いに、来て、くださいね―――…。



 その時は、宇宙を震わせて、悦びの愛を、うたいます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

宇宙を震わせろ @m-amiya

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ