第4話隠しクエストとセクハラ
危なかった、最後の一撃はクリヒットじゃなかったら俺死ぬかと思った、幸運だね。
腰を下ろしてゴブリン隊長からのドロップを拾う。なんと装備二つある。
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グリーンシューズ「レザー」
品質:アンコモン
防御力:20
HP:35
攻撃力+5
装備レベル:10
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いいね、攻撃力プラスの靴がめったにない。レベル低い時期、なるべく攻撃力を上がるのはレベラゲに効率的だから。これはなかなかのいいヤツだから、高く売れそう。トレードサイトに登録して見てみよう。
シューズシューズ、あったあった、十分前に同じのヤツが売った記録がある、値段は……ウンンン。
トレードサイトのUIを弄って、ようやく値段のところを見つけた、そしてショックした。
75000円。
75000円!!??
えっ?ちょっ、いや、えええええっ?
嘘だろう、ゼロ一個を多く数えたの?マジ?75000円、俺必死に十日間仕事した給料がこの緑の靴と同じ価値なの?
いやいや、とりあえず次の装備見ておこう。
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旅人のソード
品質:アンコモン
攻撃力:18 ― 22
デクステリティ+12
装備レベル:10
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たったったかい!この剣だけの攻撃力が俺より高い、どうやら先のゴブリン隊長があんなにダメージ高いのか。トレードサイトにこのソードの値段をチェックしよう、ソードソード、同じヤツがいないらしいが、この剣より攻撃力少しだけ低い武器がある、そして取り引きの記録は140000円。
へっへええええー、十四万円かー、わいー高い。
もし……もし……これを売れば215000円!こんな大金が簡単に手に入れる、超稼げじゃない?そうと思った自分の頭がだんだん混乱になって、これを気づいた俺は頭を振って変な考えを捨てた。それは一時の大利益とはいえ、やはりよくない。これを売ったらレベラゲの効率にも影響が大きい、そうするならイコール自分をトッププレイヤーのクラスから離すということだ。
正直、俺の価値観がちょっと崩してしまった。ゴブリン隊長一人のドロップが俺一月仕事したサラリと同じ価値とは若干複雑な気持ちになった。
ゴブリン隊長さん、あなた意外とリッチだね。
まあそうと決まったし、俺は躊躇なくこの二つの装備を身に着けて、ステータスも大幅に増やした。
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名前:砂糖が甘くておいしい
種族:人間
職業:盗賊
LV 10
HP 705
攻撃力 43 ― 47
防御力 22
知力 0
クリティカルヒット率 0.4%
命中率 0.3%
回避率 0%
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やっば―、何これ。今自分のステータスを見た俺は顎が落ちるほど驚いている顔つきだ。ヤバすぎこのステータス、攻撃力倍になってクリヒット率もかなり上がった。
とりあえず試してみるか。俺は適当にゴブリンを一匹探して剣を相手に斬る。
「136」
たっか!ただ一撃でゴブリン半分のHPを削った、もう一撃追加して、「152」のダメージ数字と共にゴブリンが俺の銅貨と経験値になった。
ヤバい、やはり強い装備こそ正義だ。もしコモン品質の装備を持つままレベラゲしたらずっとあの人たち追いつかないだろう。
ネットで流している資料によればレベル10が就職できる、ついにRPG一番楽しませるところが来ちゃった。
スキルのコンビネーションを活用して、強敵を倒す。そして職業によってパーティーを組む、やっぱりRPGのコアはこれだなあ。
高ぶっている感情を抑えて、俺はレオン村に足を運ぶ、帰って就職するのは一番大事のだ。
まだ護衛さんの前にいて集めたクエストアイテムを彼に渡す。エイデンの目は丸く皿のようにして口を開く。
「驚いたよ冒険者、あなたの実力と勇気が俺の尊敬を得た、受け取れ、これはあなたのものだ」
ジンーークエストクリア。光が降ってきて、俺もレベル11になった。そしてバッグにチェックしたら、新しい装備があった。
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エイデンの軽装「レザー」
品質:アンコモン
防御力:25
HP:70
装備レベル:8
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悪くないなあこれ、これも身につけば俺はアンコモン品質の装備四つ持ってる。少なくとも日本にはトッププレイヤーになったのだろう。
「エイデンさん、俺は就職したいだけど、どこに行くべき?」
「村には君に指導できる人はいない、レオン村から出ったら道を沿えて北に行け、オルティアのオンなら君の師匠になれるだろう」
オルティアか、次の居場所としては悪くない名前だな。間もなくこの村もさようならだから、ずっとレベラゲに熱心であんまり村のことを見えなかった。一応回ってみよう。
俺はエイデンと別れ、村に散歩する。夜になった村が日頃の村と違って静かな美しさを持ていた、空から注いで月光と点滅しているライト光、身も心も穏やかになる。
やっぱりいいなレドリーム、部屋、木の葉、月、行動しているNPC、一つ一つが繊細で心込めて作られた。こうして自分の足でゲーム世界に歩くの俺は再びブルーボックスの偉大さを感じた。
そういえばCMの中村に白い礼拝堂があるはずだが、どこだっけ。
村を一周まわしたあと俺は疑問が浮かんだ。
カメラの映り順によって大概はこの方向のはずだが、こちらに向くと切り立った断崖しかない。なんでだろう、ブルーボックスならとある建物を忘れたっというミスを犯す可能性がないのはず。
そうしたら……もしかして、隠しクエスト?
俺の胸がだんだんはやく跳ねていく。
隠しクエストとは、町に誰でも受けられるクエストと違い、特定のNPCから特定の条件を満たさない以上受けられないクエストだ。
例えば、町でうろうろしていた変人が、毎日変な言葉を呟いていた。彼の言葉のヒントに従って調査を進めると、牢獄に囚われている騎士を見つかったりとか。あるいは誰でも足を運ばないところに、ずっとプレイヤーを待っているNPCが重要なクエストを持ってるとか。
隠しクエストからもらったアイテムも、一般的なよりよほどレアになるから、プレイヤーにとっては絶対に見逃し行かない選択肢だ!
と……跳ぶ?唾を呑んで、切り立った断崖の前にいる俺はいざよっている。落下ダメージはあると思ったけど、こんな厚い木の葉がいるのでなかなか高さが見えない。もしかしてジャンプしたら下はあんまり高くないかも、あるいは川と湖とかあるかもしれない。うんうん絶対そうだ、こんなデザインはきっと行く道があるのはず。
そうと思った自分はジャンプと決まり、跳ぼうと思ったんけど、やはり怖いという気持ちが俺の足を縛って勢いで跳べるじゃなく、ただ断崖の前に足が滑ったような落とし方で落下した。
「ああああああああああ!」
叫び声が夜の静かを破り、森に寝ていた鳥も何匹が驚かされて鳴いて飛んだ。
「690」
いたたたたた、690の落下ダメージで怖えな、もし装備が一つなかったら俺が死ぬぞ。
尻を揉みながら立ていて、自分の居場所を確かめる。
どうやら自分はとある白いマーブルのプラットホームにいて、目の前は高くて鋭いものがあって……なるほど!ここは礼拝堂の屋根だ!
そうと気づき、この鋭い立派ものを見て俺は急に冷え汗が湧いて寒気が股間から襲てくる。
もし、先、自分はちゃんと前に跳んだら多分あれに刺されたんだろう。
ゲーム世界だからそこまで痛くないと思うけど、ただ男性である俺は本能的にこれを怖がっている。
幸い屋上から地面まであんまり高くないため、それに足が踏まれるスロープがあって、俺はこのまま地面に戻った。
礼拝堂に白い帽子と長い神官服を着ている一人の少女が先の大声を聞いていたようで、少しだけ訝った表情を帯びて中から出って来客を見る。彼女は……牧師アンナ、俺は彼女頭の上に浮いてる名前を見てそれで声をかける。
「こんばんはアンナさん、最近何か困ったことがありますか」
夜中に空から降ってきてそしてわけがなく彼女に聞いている俺が彼女を一番困らせると思うけど、まあまあまあまあ相手はNPCだし、そこまで気を使う必要がないでしょう。
このゲーム世界がリアリティ過ぎて、時々自分はゲームの中にいるということを忘れてしまった。
「こんばんは砂糖が甘くておいしいさん、実は私は聖水を作っているの。けど川が遠くて水を取るのは難しい、手伝ってくれませんか?」
ジンー、クエスト「水の集め」を受けました。
「じゃそこの樽で水を取ってもらえないでしょうか」
アンナは微笑んで俺に告げる。
「了解」
やっぱりゲーム初期のクエストがシンプルだな。
俺は隅に置いた樽を持って川の方向に向かっていく。とても簡単のクエストのため、わずか一分で俺は水に満たされた樽を持って帰ってきた。
アンナが樽を重そうに持ち上げ、そして礼拝堂中の魔方陣の中央に置いた。
「ひっ光と水の神様よ、あなたの祝福をお祈りいたします、癒しの力を与えてください」
目を瞑っているアンナは手を合わせて祈る、銀色の光が魔方陣からだんだん湧き出して樽を包む。
先彼女が噛んだ?
「月が星たちに見守られながら、人々は家に帰る。もう休憩の時間です、レドリームの冒険者よ。一日の冒険で疲れたことでしょう、体を洗ってベッドに入りましょう。おやすみなさい。明日もきっと素晴らしい一日になりますように」
穏やかな鐘の音が鳴らんで、女性アナウンサーの声が漂ってくる。
ドア枠に身を寄せて、あくびをしながらNPCの女の子を見る。今は日本時間の深夜零時、一日ずっと仕事していた俺は正直すごく疲れた。戦闘中の高揚と違って、今のやさしい環境と遠いから伝わった鐘音、倦怠感が一気に襲ってきて頭もどろどろになりそうだ。
俺は頭を振って眠気を脳から払う、今はまだ寝ちゃダメ。なるべく目を丸くして周りの環境を観察する。
そういえばレドリームのキャラマジ繊細だな、細かい服も髪の毛もよくできていて、そして戦いの時剣の震え、スライムねばねばの触感、全部再現度が高い。
このすべてを深く感心した俺は思わず一つの疑問が浮いた:もし変態行為おこしたらどうする?
別に俺が変態行為をしたくてその考えが湧きだしたのわけじゃなく、ただこれはリアルの問題だ。女性プレイヤーの身の安全を守るために、再現性を重視したブルーボックスさんはどうやってこの問題を解決するのか気になるなぁー。
「光があなたのそばにいますように」
NPCの声が俺を思考から起こして、いつの間に微笑んでいるアンナが自分目の前にいた、小さな頭が可愛く傾げて金髪もゆらゆらする。彼女が手を伸ばしてポーションみたいなものを渡してくる。
ジンーークエストクリア。経験値がちょっとだけ増やして、この聖水もご褒美だそうだ。
手を伸ばして聖水を受けようとした時、この可愛い子を見て先の発想が頭の奥から湧いてくる。まあNPCだし、テストみようか。俺はふっとアンナの手を逸らして前に進む。
「警告!セクハラ行為は許しません!これ以上同じ行為を犯したらアカウントがBANされる可能性があるので、お気を付けてください!」
なるほど、こういうことか。
俺の手がアンナの胸に触った結果は壁だ。彼女胸の近くに見えない壁が存在し、セクハラのことをこうして拒んだのか、やはりこんなことを許すわけがないでしょう。
アンナ手のひらから聖水を受け取って、離れようとした時、俺は何が変なところを気づいた。
目の前の女の子が顔色がだんだん青白くなって、怯えそうな目つきで俺を睨んだままペタンと地面に座り込む。
えっ、ちょっ、えぇー?
アンナの反応を見て俺の頭も混乱になった。
NPCだよなあ!この女の子がNPCだよなあ!?
俺は前に一歩を踏み出し、手を伸ばして彼女を引き留めようしたけど、震えているアンナが更に怖がっている様子で、手足を使って後ろの隅まで逃げる。
帽子すら歪んだ彼女が隅に両手で胸をカバーし、からだを丸く縮んでいる。目から湧いてきた怯え、困惑、そして嫌悪、一つ一つがまるで発射された矢みたい俺の心をボロボロに刺す。
「すっすみませんでした!」
先ほど自分の行動を思い出して、とんでもない痴漢行為じゃんっと意識したあと、俺は恥ずかしすぎてひたすら平身低頭しあやまり、そして扉から逃げた。
何十メートル逃げた後、熱に混乱した頭がだんだん冷えて、先のことを考える余地もある。
今のは何?AI?それとも人間?彼女が紛れもないNPCだし、プレイヤーならクエストを配るわけがない。
礼拝堂の外に何分間躊躇したあと、俺はやっと勇気を出して元のところに戻った。
けど礼拝堂の中には誰もいない、ただ輝いている魔方陣とその中の樽が先のことは嘘ではないと証明している。
(外国人が書いた小説)仕事を辞め、プロゲーマーになった俺は、JKと同棲した ワタヌキ渡狸 @274789639duli
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