なんで書いてるのか分からなくなったそこの人! ちょっと読んでみて!

「自分は何をしているんだろう」
 パソコンに、スマホに向かっているとき、そう思ったことはないですか?
 長い時間をかけても、ほんの数文しか書けなくて、誰にも見向きもされなくて、「おまえには文才がないんだ」と言われているような気持ちになったことはありませんか?
 自分よりも上手な人をみて、嫉妬したことはありませんか?
 最近の僕はいつもそうでした。
 カクヨムコンテストの表示を見ても、「どうせ自分なんて……」と思っていて、それでも応募しようとする自分がいて、そんな僕が、僕は嫌になっていました。


 でも、それでいいんです。
 ひとりよがりな小説なのかもしれない。文章はめちゃくちゃかもしれない。見てくれる人はいないかもしれない。
 けれど、「一番の読者お前」、僕たちがいる。
 あのヒーローを、あのヒロインを、1番大好きなのは僕たち作者です。


 カッコ悪くても、才能がなくても、
 あがき続ける楽観的な自分を、ほんのちょっぴり信じてみませんか?