超純愛

@s15097d2k3

第1話

あなたはいつも肝心なことは言えないし、こう言う時かけるべ言葉を探して黙りこくるそういうところが気に食わないの。もう私に関わらないで頂戴。

私はあの人のことが嫌いです。いつも傘を持っているくせに雨が降る時は決まって忘れてくるそんな男。なのに傘を持っていなくても雨にびしょ濡れになっても関係ないって顔で歩くそんなところも大嫌い


正直に言って君が何を求めているのかわからないよ 女遊びをして欲しいのか君の嫌いなタバコを吸えばいいのか、そんな時もあればこの世の全て嫌がって泣いている時もある。僕らはもうずっと前から終わっていたんだ

そんなくだらないことで私を決めるな馬鹿野郎。何も言わずに可愛いよって言ってキスしてくれればいいのに。



 君のことが大事で全てを投げ打ってでも君との人生を過ごしたいんだ。

そんな男は何千人として見てきたわ。呆れる


誰から聞いたのか電話をかけて来る齊藤という男。面倒くさいからいつも適当な用を言ってはぐらかしているのに飽きもせず私の予定を聞いて来る男 すぐにいつもと同じ言葉を私にぶつけていなくなるくせに。気が向いたら話してやろうと思っているのにその気さえもおこらない毎日毎日毎日同じ時間に同じ言葉を言いに電話をかけて来る男


あいつの友達の前で貶してやったわ

男は女よりも男友達とのメンツを大事にする生き物だから一番嫌がることをして、もう電話をかけるのをやめさせるつもりだった

 第一に私は彼氏がいるしあなたのことなんて全く知らない。もう電話をかけて来るのをやめて

あいつは黙って私に罵られていた。本当に馬鹿な男

次の日から齊藤が学校でも毎日話しかけて来るようになった本当に鬱陶しいし私の彼氏とその友達に叩かれているのにやめない恐怖さえ感じる

  おい齊藤と話すのをやめろ

  わたしそんな男と話した覚えはないわ

  俺も見ているしツレも見たって言ってる

私もセックスとこいつの学校の立場にしか興味がないからちょうど良かったのに、

あいつと別れてから学校での生活はまるっきり変わった。数少ない友人には話しかけても無視するし、廊下を歩けば知らない奴にコソコソ話をされる。


群れてしか行動できない馬鹿ども。そんな奴らに興味なんてないけれど靴を隠したりノートを破ったりされると新しいものを買わなくちゃいけないお金がかかって仕方ない。

すべて斎藤のせいだ。あいつの話なんて興味ないしあいつが殴られていてもどうだっていい。でも全部どうでもいいあと2年我慢すればこの街なんて出て行くもの。

 

 今何してた?今日のご飯なんだった?


 あなたのクラブの話なんて微塵も興味がないし、あなたに話すことなんてないのだから電話をかけるのをやめて



許可なんてしたつもりもないのに勝手に帰り道についてくるな

 この際だからはっきり言うけどあなたのせいで大変な目にあっているの 

 私のことが好きなんだったら私から離れてそれだけがあなたに望むこと

 僕は君が好きだけどそんな俺のことも好きなんだ。君の望むことはしてあげたいけど僕のしたいことをやめることはできない


この男はなにを言っているんだ?理解ができない

それからも毎日ついてきて自分の話ばかりしてくるなにをしていたって関係なしに

 あなた女の子に好かれたいなら自分の話ばかりしているんじゃなくて人の話を聞く努力をしたらどうなの?

 君は話を聞いて欲しいってこと?

 、、、、、、

 じゃあ俺こっちだからまたね

またなんかあるか馬鹿。

あいつは人に殴られようがものを隠されようが辞めない。

 あなたの話ってなんだか退屈。

 いつも汗臭いしリュックだってボロボロ、センスもない

 俺のことを見ててくれたんだね。やったね じゃあ俺こっちだから


 今日は俺の改善点を言ってくれないの?俺は悪口に興奮するタチではないけれど君からの話っていうことに関してはとても嬉しいんだ

 今日はサッカーもないし少し送らせてよ

 ついてこないで、これ以上するなら親に言う

 そっかじゃあ今日はここで話していかないかな?

 一度もあなたと話したつもりはないんだけれど

 考えてみたらそうかもしれない、今日が初めてだね。君のことを教えてよ 

 澤村玲。

 知ってるって。生い立ちとか趣味とかってことだよ

 今日はおしまい

 そっかまたね

腹立つ。これで話したつもりになるな

私には今女の子の友達もいないし男友達なんてなおさらいるわけがない。どうせ帰り道はついてくるし。

 


 私の生い立ちなんて平凡すぎてつまらないしそれに話したくない

 そっかじゃあ日曜とかはなにをしてるの?

 女友達と買い物に行ってるわ

 嘘じゃん。君友達いないし

 、、、、、、

 当てていい?いつも一人でできることだよね、んー

 許可してないし一人って決めつけるな遊びに行く人ぐらいはいるわ

 兄弟はなしね

 、、、、、、、

 黙ったら認めてることになっちゃうよ

 あんたの家あっちでしょ

 よくわかったね。またね

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