最終話 これから

中須賀 花梨「今日も一緒に帰ろ! 」


 放課後にした直後、花梨は俺の席に駆け寄った。ここ最近は一般的になり、クラスメイト達も過度に反応しなかった。


俺「ああ。そうだな」


 俺は同意し、花梨と一緒に教室を後にした。予め帰りの支度は済ませていた。


 階段を降り、昇降口に移動する。


中須賀 花梨「私達これからもずっと一緒だよね?」


 ローファーに履き替え、俺を待つ花梨。


俺「ああ。ずっと一緒だ」


 花梨を待たせぬよう、俺は気持ち早く普段靴に履き替えた。


中須賀 花梨「約束だよ! 男に2言は無しだよ! 」


 花梨は手を差し出す。握れということだろう。


 花梨の気持ちに答え、俺は花梨の手を握る。瞬時に嬉しそうな顔を露見させる。


中須賀 花梨「これからもずっと幸せな時間が続けばいいね! 」


 気持ちを伝えるように、花梨は俺の手を握り締める。


 呼応して、俺も花梨の手を握り返す。柔らかく、温かい手の手の温もりが伝わる。彼氏彼女の関係から、体温以上の温もりを感じる。


俺「これからもずっとな」


 幸せな気持ちに包まれながら、俺と花梨を歩を進める。周囲の人間など目に入らず、2人だけの世界を作る。


 そのまま校門に向かった。


 目的地の自宅に移動するために。

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陰キャでクラスで目立たない俺がバカにしてくるイケメン陽キャから学年1の美少女を別れさせ、教室とかでイチャイチャする 白金豪 @shirogane4869

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