真冬の水田 ☆☆

【真冬の水田】https://kakuyomu.jp/works/16817139554708227139

(総文字数5999字)


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あらすじ

 気楽なお小遣い稼ぎとして恋人代行サービスのキャストをやっている氷上温子は、ホームページから自分を指名してきた男が高校時代のクラスメイトだったことに気付く。しかし、その彼はどう考えても恋人代行サービスを頼むようなタイプじゃない。その謎と呼ぶには小さな違和感を解消する為に、彼女は彼とのデートに臨んだ訳だが……。

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 この物語は前頁で取り上げました【あたたかい氷】のガールズサイドバージョンです。同じ物語を違う視点で書いてみた……そんなものになります。


 そして、この物語も【「5分で読書」短編小説コンテスト2022】https://kakuyomu.jp/contests/5min_short_2022

にエントリーしたものになります。

 そして、こちらの物語は【だれにも言えない恋(恋愛)】ではなく、【5分で解決探偵、あらわる(ミステリー)】でエントリーしたものです。


 ま、ミステリと呼ぶには弱いし緩いものですが、お題に遊び心で応えたかったんですね。挑戦としては面白かったです。ただ、一度書き上げたモノを視点を変えて書き直すと言うのは難しかったです。どうでしょう。楽しめるものになったでしょうか。


 そう言えば、私はミステリと胸を張って言える物語を書いた事がありません。そもそもが掌編や短編ばかりですので、

 ・事件や謎の提示

 ・読者も共に考察する事が出来るだけの状況描写

 ・そうせざるを得なかった過失や過ち

 ・論理的に隙のないプロットの構築

 ・事件の解決

 みたいな組み立てが出来ないんですよね。ミステリって中長編向きでしょう。もちろん、私自身の実力不足もありますけども。


 ミステリを書き上げる事が出来る人ってスゴイです。それも、テンプレから外れた本格ミステリを書ける人って天才以外の何物でもないですよね。まず、登場人物の数を限定して、その限定された登場人物以外の人物が物語に入り込む余地を残してはならない訳です。だから、分かりやすい探偵漫画は隔離された空間を舞台装置に組みたがるんですなー。


 それを思うと伊坂幸太郎の【マリアビートル】はホントに傑作だったなー。


 っと、今日もどこに着地してんでしょうね。

 では、今日は、このへんで。


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 それでは聴いてください。

 bohemianvoodooで【石の教会】

(良かったら、YOUTUBE等で【bohemianvoodoo "石の教会"】と検索してみてください)

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