A glass of water ☆☆☆

【A glass of water】 https://kakuyomu.jp/works/16817330653444986789

(総文字数6225字)


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あらすじ

 政財界に大きな影響力を持つ新興宗教団体【紙と粒】の総本山にルポルタージュ作成の為赴いた大学生の主人公は、そこで教祖からの歓待を受ける。教祖直々の教義の説明を受け、そこからさらに魂の解放を実感した主人公は……。

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 これは、80以上の物語を書いて来た中(2024年2月時点)で、一番変態的で、一番狂ってる物語だと私が自負しているものです。


 この物語にはセルフレイティングを付けていますが、あまり本意ではなくてですね。【性描写有り】というセルフレイティングを付ける程、直接的な描写をしたつもりもありませんし、物語の構成上の必要最低限の性描写をしたつもりです。でも、想像力豊かな子供が読んだら、だいぶ気持ち悪いだろうなと思ったので付けています。


 さて、作中の宗教団体の教義であります【魂とは現在過去未来全ての時間において、その存在は不変の個であるという考えは果たして正しいのだろうか?】という考え方は、私の完全オリジナルのアイディアではありません。

 この概念、考え方は、カクヨム内でお見掛けしたどなたかの作中で語られていたものです。テキストDJ本編の方でもどこかに書きましたが、その考え方を面白いなと思って、しばらくの後に再度読みに行こうと思ったら、その作品はもう私には探し出せませんでした。私にとってのこの元ネタはもう、カクヨム内には無いのかも知れません。


 もちろん、その方のアイディアを丸パクリした訳ではありません。その方が提示していた概念を私なりに咀嚼して、私なりの構築をしています。そもそも、この物語を書いた時期は、その方の作品(……、作品ではなく、コメント欄の記載だったかも知れません。もう、記憶は随分あやふやです)を読んでから随分経っていて、読み返す事が出来ませんでしたから。でも、その方の作品を読んだからこそ、この物語を書けたのだと思いますし、その方へのリスペクトとしてここに書いておこうと思います。作者さまのお名前も作品のタイトルも、分からないのですが。


 そして、この物語が狂っているのはその教義の部分じゃないですからね。教義のその部分は至極真っ当な、実際にあってもおかしくない教義じゃなかろうかと思っています。


 でも、この物語は、構成も、テーマも、描写も、まあまあクセの強い変態的なものになっています。


 だからこそ、読む事が好きな方には一番読んで欲しいものだったりします。


 エロ描写に寛容な方には是非読んで欲しい物語です。


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 それでは聴いてください。

 クレイジーケンバンドで【タイガー&ドラゴン】

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