「闇の中で香る梅の花のようにイソヒヨドリは鳴く。色あせた世界に再び色彩を与えようとするかのように、イソヒヨドリは鳴き続ける。」
この表現がとても素敵で、読み進めるのを中断し、情景を思い浮かべていました。
梅が咲くのは桜の前、春の訪れはもう少し先のこと。でも確実に春は近付いている。冬の薄暗い空に春の柔らかな陽射しを呼び込もうと鳴くイソヒヨドリ。
勝手に解釈して楽しんでいます、笑
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメントありがとうございます。
表現にお目を止めていただき、嬉しいです。ちょっと照れくさくもありますが。
闇の中で香る梅には元ネタ(?)がありまして、古今和歌集の春上・四一、凡河内躬恒の詠んだ、下記の歌です。
春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やはかくるる
大意は以下のとおりです。
闇はすべてを隠すものだが、春の夜の闇は筋が通らない。梅の花の、色は見えないものの、その香は隠れているか? いや隠れていないじゃないか。
高校生のころ古今和歌集にはまった時期があり、この歌も好きな歌のひとつでした。
思い浮かべてくださった情景の描写、美しいですね。
いつも応援ありがとうございます。
イソヒヨドリ、出てきましたね✨
一気に景色や彩りが浮かび上がる感じ、読ませていただいて実感できました😊
私は詩をつくるのに、ちっとも予備知識が無いので😱(それなのに作っている事に、自分でもびっくりですが。笑)
徐々に春が鮮明になってゆく、三段階の五感に訴えかけるような表現。とても素敵だなと感じました✨
新たなイベントが計画されていますね。
川野くん、ふつうに振る舞えるかな……と少し心配もありますが。たぶん大丈夫かな。
良いですね☺️
作者からの返信
ヒニヨルさま
こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
﨑里ちゃんってば、いったい何時に学校に行ってるんでしょうね(笑)。まだ日の出は遅いけれど、それでも季節は移りかわろうとしています。春の予兆を感じ取っていただき、嬉しいです (^^) さすが詩人のヒニヨルさまですね。
中庭で日向ぼっこしながら友達とお弁当。ほっとできるひとときです。友達とのイベントはわいわい計画するのも楽しいですよね。今の川野はきっと大丈夫です。みんなで楽しめるでしょう。
コメントをありがとうございました。