「川野のお母さんは優しい目で笑った。」
うん……。
うん……。
……。
これね、以外と、大人も傷ついてるんだよ、崎里ちゃん。
崎里ちゃんは高校生だから、青春世代だから、わからないだろうなあ。
わからないのが、「若さ」というものなので、正しいのだけど。
崎里ちゃんの、まっすぐさ、若さをぶつけられると、それだけで、
ぼろぼろになって壊れてしまった過去を持つ大人は、
努力をしても、望むような関係を手に入れることができなかった大人は、
自分の限界を知る大人は、
傷つくんだ。
大人って、傷ついても、子どもにそれは見せないようにするもの、なんだよ。
あー、私も大人になったなあ……。
作者からの返信
加須 千花さま
うーわー、嬉しいコメントありがとうございます。もう、加須さまが全て、美しく代弁してくださっているような…。本当に慰められる、大人のコメントです。
真弓さんは大人なので、﨑里ちゃんの若者らしいぎらぎらした直球攻撃をうまくいなします。
ただ、完全無傷というわけにはいかず、多少、彼女も影響を受けております。影響は終盤に明らかになります。
佐藤宇佳子さま、こんにちはーっ!
アップルティと白玉パフェは良き組み合わせですね^ ^
川野くんのお父さん、ちょっとはそうなのかなぁって、感じましたけど、やっぱ、女性のこと苦手だったんですね。
川野くんと違って、くるみちゃんにも愛情あったとしても、お父さんはどう接すれば良いかわからないかな。もし、その愛情が子どもに伝わってなかったとしたら、お互いが可哀想すぎます。
川野くんのお母さん、なぁーんかあったかくって好きです。福岡のひとでも、ちょっと関西のおばちゃん風な印象で、お話ししてたら飴ちゃんとかくれそうですね。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! いつもコメントありがとうございます~
食べ物は自分がそのとき食べたかったものに偏っています(;´∀`) 。ジョイフルのメニューを見てみたら、あら、今、白玉パフェがない……。
パートナーとして女性を愛せなくたって娘となるとまた別なのでは、とも思えますが、成長するにつれ女性らしくなっていく娘がスキンシップをしてくると、どうしても複雑な感情がわいてくる、と。父のその微妙なためらいを子供たちは違和感として感じ取ってしまう、という想像です。
ちなみに、くるみは現在反抗期で父ちゃんきもいー、ですが、もう少し大きくなると、父ちゃんを理解するようになります。愛情は感じていた、ということで。
母ちゃんは、確かに飴ちゃんくれそうな人になっちゃいました。そもそも、この人、どこの言葉しゃべっちょんやろ、という大問題が……