第5話 訓練 (2)
訓練生が散らばったことを確認し、教官が笛を鳴らした。僕がいる近くに人はいない。でも安心は出来ない、あいつがいるからだ。低身長のやつだ、あいつは僕狙いで来るに違いない。といっても出会う確率は低い。だけど、この訓練所は凄いな。建物のリアリティ、崩壊してる感が出ている。すると、BB弾を撃つ微かな音が響く。すると、アナウンスから、
「1人リタイア、残り9名。」
と伝えられた。「やばい、動かなきゃ。」と思って足を小刻みにし、歩いて行った。
5分経過のアナウンスが鳴ったころ、あの低身長のやつがドアの目の前にいた。とっさに隠れ、見ているともう1人近寄ってきて、あいつと戦闘になっていた。凄い、全ての弾を避けている。1弾も当たることなく圧倒していた。
「1人リタイア、残り8人。」
緊張の中、ポッケに入れてた弾が落ちた。まずい、気づかれた!僕はあいつと戦うことを決め、銃を構えた。
神風銃撃特攻部隊 汚流優介 @YANAGI127
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。神風銃撃特攻部隊の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます