登場人物紹介
【まえがき】
三章に入る前に、登場人物を一度振り返っておきたいと思います。
軽く目を通して「あ~、そういえばそんなキャラもいたな」と思い出していただければ、新章に突入しても話が入ってきやすいんじゃないかと思います。
読み進めてて「あれ? これ誰だっけ?」と思った場合も、ここに戻ってきて確認してもらえるといいかも。
それでは、所在地ごとにどうぞー。
(※ 描写の薄い箇所は、途中で力尽きたとこです。想像で補っていただけると助かります)
────────────
【人間界にいるキャラクター】
【イレーム王国 首都イシュタム】
『モモ』
種族:人間
職業:武闘家
職業特性:【
スキル:【
アベルの幼馴染かつ元パーティメンバー。
弱かったアベルをずっと守っていた。
魔神をも倒せるレアスキル持ち。
天文学的な奇跡でアベルとの遺伝子の相性がいいらしい。
現在、アベルを心配してしょんぼり中。
アベルに会いたい。
『マルゴット』
種族:人間
職業:戦士
職業特性:【
スキル:【
アベルの元パーティメンバーのリーダー。
オラオラ系で熱い人間。
アベルを追放した際の主犯。
昔はギラギラしていたが、最近はなんだか歯切れが悪い。
『ミフネ』
種族:人間
職業:侍
職業特性:【
スキル:【
アベルの元パーティメンバー。
キヒヒ笑いが気持ち悪い。
現在、連続辻斬り事件を起こしている殺人鬼。
過去には、母すらも斬り殺した。
生き物を斬り殺さずにはいられない。
『ソラノ』
種族:人間
職業:聖女見習い
職業特性:【
スキル:【
アベルの元パーティメンバー。
性格が悪く、口も悪い、ただし可愛い、しかしぶりっ子。
みんなのアイドルを自称。
【
聖女になってチヤホヤされていい暮らしがしたい。
『エレク』
種族:エルフ
職業:狩人
職業特性:【
スキル:??
アベルの元パーティメンバー。
守銭奴で器量が狭い。
金のこと以外は喋らない。
『ジュニオール』
種族:人間
職業:魔術師
職業特性:【基礎魔術】
スキル:【中級精霊召喚】
アベルの元パーティメンバー。
魔術によって精霊を使役。
中級までの精霊を使役できるのは、結構すごい。
いつも本人の代わりにちっちゃい低級精霊が喋っている。
精霊の性格と口は悪い。
本人は何を考えてるのかわからない。
『カール・スモーク』
種族:人間
職業:編集者
職業特性:【嗅覚+】
スキル:【
閻魔より送られてきた原稿を勝手に自分の名前で販売してる。
閻魔の著作物の大ファン。
熱く直情的だが、編集長の扱いは上手い。
人当たりがよく、めちゃくちゃモテる。
面白いものは正当に評価されるべきとの信念を持つ。
『グレゴリウス・ベンキ』
種族:人間
職業:編集長
職業特性:【リスクヘッジ+】
スキル:【
古くからある名家ではあるが、近年は衰退の一歩を遂げるグレゴリウス家の五男坊。
ガタイは(主に横に)いいが、気は小さい。
その割に正義を信じ、世の中を正す告発本を出版しようとしてる。
その告発本が全て大コケして会社は赤字。
カールくんが出版した閻魔の本が当たって借金をどうにか返し終わったところ。
お見合い九十九連敗中。
いつか出版にて正義をなしたい。
『ブランディア・ノクワール』
種族:魔物
職業:黒騎士
職業特性:??
スキル:??
大悪魔テス・メザリアと手紙にて連絡を取っていた魔物。
詳細は不明。
『ブラザーデンドロ』
種族:魔物
職業:大司教
職業特性:??
スキル:??
大悪魔テス・メザリアと手紙にて連絡を取っていた魔物。
詳細は不明。
『??』
種族:人間?
職業:??
職業特性:
スキル:【
アベルを誘拐した実行犯。
誘拐時に「お前は売られたんだよ」という台詞を残す。
こいつが魔界までアベルを運んだ?
運んだとしたらどうやって魔界と人間界を隔てる壁を超えた?
【イレーム王国 メダニア】
『アベル・フィード・オファリング』
種族:魔神(仮)
職業:鑑定士
職業特性:【超遅速レベルアップ】【倍算レベルアップ】【スキル進化】【スキル覚醒】【上限突破】
スキル:【
たまたま鑑定士に生まれついてしまったばっかりに魔界へと連れ去られた気弱な少年。
己の中に「フィード」という冷酷な人格を生み出し、魔界から脱出することに成功。
現在、「フィード」は魔神サタンとの戦いでダメージを負って弱体化中。
魔界からの脱出を通して「アベル」として大きく成長。
現在の大きな目的は、神と魔神で行われてるゲームを止めることと、自分のために魔物であることを捨てた「ルゥ」と「リサ」の安全と幸せを守ることの二つ。
他にも、お人好しで優しすぎるゆえに。
・テスを魔王に合わせる。
・人間界の出版社に、ちゃんと「閻魔が原作者だ」と伝える。
・ララリウムに戻って「パル」に会いに行く。
・地獄に戻ってトラジローを迎えに行く。
・モモに顔を見せて安心させたい。
・両親に顔を見せて安心させたい。
・自分を人間界から追放した連中への対処。
・教会裏に空いた「魔界へと続く穴」への対処。
・魔界に残してきたダンジョンの後始末も心配。
・飲み込んじゃった「魔神サタンの核」への対処。
・勝手についてきちゃったセレアナをどうにかしたい。
・とりあえず、お金を稼ぎたい。(現在無一文)
など、したいこと&しなきゃいけないことが日々増え続けていっている。
ただ、目下一番頭を悩ませてることは、自分に素直に「好き」と気持ちを伝えてきたリサとルゥに対して真摯に向き合うこと。
対象を【鑑定】し、スキルを【奪う】ことが出来る。
現在、魔神サタンの核を飲み込んで「魔神(仮)」になっている。
フィードの装備一覧
盾:パリィ・スケイル【ウェルリンに砕かれた】
武器:魔鋭刀(魔王の爪)
服:タキシード(海獣レヴィアサンの骨、
服:ワイシャツ(
服:ベスト(フェニックスの赤羽根、夜明けの黒糸)【閻魔に砕かれた】
『ルゥ』
種族:人間
職業:なし
職業特性:なし
スキル:なし
元ゴーゴン。
元のスキルは【
対象を見ただけで石にしてしまう己のスキルを呪っていた。
そんな自分を呪いから解き放ってくれたフィードのことを妄信的に崇拝している。
魔王幹部候補になった優秀な姉がいた。
欲しいものは、フィード(アベル)との平和で幸せな暮らし。
『リサ』
種族:人間
職業:なし
職業特性:なし
スキル:なし
本名ラ・リサリサ・ホーホウ・バルトハルト・ヴィ・ルージュリア・レッドグラム・ローデンベルグ。
元バンパイア。(※ 正しくはヴァンパイアとの意見もありますが、バンパイアの方がコミカルな響きがするので、こちらを採用してます)
元のスキルは【
魔界を二分するマフィアの一翼、ローデンベルグ家の一人娘。
フィードのことが好きすぎて人間になった。
自分の気持に決着が着くまで魔物に戻るつもりはない。
厨二っぽい黒ワンピースに黒ブーツで身を固めているが、パンツは白。
穏やかなルゥとは対象的に気が強く頑固。
相対するマフィアの狼男ウェルリン・ツヴァから想いを寄せられている。
『セレアナ・グラデン』
種族:セイレーン
職業:歌手
職業特性:【
スキル:【
半人半魚の美しい魔物。
現在は人化して人間界に進出中。
自分のことを「いずれ世界を統べる歌姫」と自称し、絶大なる自信と信念を持っている。
魔物には「職業」という概念がなく、ゆえに「職業」や「職業特性」を得づらいのだが、貫き通す「己は歌手」という信念によって、魔物にしては珍しく職業と職業特性を習得している稀有な魔物。
竜宮城に棲んでいると自称。
歌の力で人間界を統べたい。
神官ラルクに一目惚れされた。
『テス・メザリア』
種族:大悪魔
職業:なし
職業特性:なし
スキル:【
フィードを魔界に連れ去り、監禁した主犯「シス・メザリア」の生まれ変わり。
現在の姿は金髪幼女のほぼ人間。
千年以上続く「魔王に会いたい」という願いを叶えるために、偽モモに憑依してもらって肉体の崩壊を止め、フィード(アベル)に同行し人間界へとついてきた。
かつて【
目線は上からだが、口調はたどたどしく可愛らしい。
『偽モモ』
種族:アベル・フィード・オファリングの守護者
職業:なし
職業特性:なし
スキル:【
魔神サタンが魔力の残滓から作り出し、フィード(アベル)につけた護衛。
一体化能力を活かし、現在はテス・メザリアに憑依し、彼女の肉体の崩壊を防いでいる。
ただし、あまり長い時間一体化しすぎると定着してしまうため、注意が必要。
フィード(アベル)の命令になら何でも従う。
フィードのことを「マスター」と呼ぶ。
心があるのかどうか不明。
『ラクル』
種族:人間
職業:神官
職業特性:【
スキル:【
神の信託を受けることが出来るという、本来なら大司教クラスになるべきスキルを持った人物。
しかし、本人がポンコツすぎるうえに、神がフィードの奪還に行かせようとしたのも相まって、僻地の町メダニアでフィード一行と出会って、しかもセイレーンのセレアナに一目惚れすることに。
アベル(フィード)が気づくことはないが、かつてのパーティーメンバー「ソラノ」にハメられた結果、メダニアに飛ばされている。
本人は下ってくる神託が頂上神ゼウスからのものであるとは、つゆほども思っていない。
現在、魔物に恋しちゃった自分に動揺中。
『サタン』
種族:魔神
スキル:なし
フィードに弱体化させられ「核」となったサタンはフィードの体内に飲み込まれてしまった。
核がどのような状態なのか、生きてるのか、死んでるのか、一切不明。
【天界
『ゼウス』
種族:神
職業:頂上神
職業特性:【
スキル:【
かつては全能の神だったゼウスも、近年はめっきり衰えてしまった。
もちろん老いるとは言っても、人間や魔物たちから見れば不死に近い。
昔はモテモテだった世界一のヤリチン。
鑑定士のことを
魔神サタンとの「鑑定士ゲーム」では、ここ千年の間ずっと連敗続き。
おかげで、もうすっかり興味も失っていた。
しかし、神官ラルクくんが奇跡的に鑑定士を引き当てたことで、ゼウスの胸に久々の歓喜の感情が蘇る。
「まずは鑑定士の肉体を確保するために、精神を切り離してっと……」
そう画策するゼウスだが、相手は魔神(仮)のフィードくん。
はたして、そう簡単にいくかどうか……。
【所在不明】
『??』
種族:魔王?
職業:魔王?
スキル:??
いわゆる魔王。
人間界のどこかにいるらしい。
それ以外は一切謎。
なぜ人間界に行ったまま、千年も魔界へ帰ってこないのか。
なぜ大悪魔シス・メザリアに直接返事をしなかったのか。
全ては謎に包まれている。
【魔界にいるキャラクター】
『アルネ』
種族:アルラウネ
スキル:【
小柄。細い。可憐。白緑色。頭にお花。
ダンジョンでは活躍したようなしてないような。
声が小さく、気も小さい。
フィード応援団「女子~ズ」の一員。
『ジビル』
種族:インビジブル・ストーカー
スキル:【
小心者。小柄。卑屈でリスクを避ける。
フィードの策略によって殺されるも、影の薄さを活かして地獄で逃げ回っていたのが幸いしてフィードに生き返らせてもらう。
生き返っても卑屈。
現在は、アルネの伸ばした蔦を手にして帰宅中。
『オーガのオガラの親類の生き残り』
種族:オーガ
スキル:【
オガラを応援に来ててダンジョンに巻き込まれた親類オーガ唯一の生き残り。
事の顛末を村に伝えるために帰省中。
『オルク』
種族:オーク
スキル:【
低級種族の
オークの中では抜きん出た力を持っていたため、特別に「学校」への入学が許された。
クラスの番長ミノタウロスの「ミノル」が休学となったことから、これを機にと自己をアピールしだす。
地下ダンジョンではインプに憑依されたり、フィードの凄さを目の当たりにしたりで自信喪失。
しかし、フィードと
現在の望みは「実家に帰ってゆっくり休みたい」。
スキュラのキュアランが最近、なんだか妙に距離が近い。
『ガイル』
種族:ガーゴイル
スキル:【
石像のあれ。
『ライマ』
種族:キマイラ
スキル:【
ライオン、ヤギ、蛇。厨二病。
一人称は
『ケプ』
種族:ケルピー
スキル:【
半馬半魚。乗り心地がいい。
ぐねぐね動くぞ。
フィード応援団「女子~ズ」の一員。
『ルベラ』
種族:ケルベロス
スキル:【
頭三つの犬。
『ヘイトス』
種族:ケンタウロス
スキル:【
半人半馬。プライドが高く神経質。毛深い。汗臭い。獣臭い。
『トリス』
種族:コカトリス
スキル:【
テスに「口内で毒液を調合してラリってるだけのボンクラ」的な指摘をされる。
グララに殺されるも生き返る。
地獄で活躍。
鳴き声は「コケコッコー」
『サバム』
種族:サキュバス
スキル:【
エッチでビッチだが、まだまだ背伸びしてる子供。
なので、絶妙にどこかズレてる感。
ギャル感。
今はデュラハンのヌハンに首ったけ。
フィード応援団「女子~ズ」の一員。
『キュアラン』
種族:スキュラ
スキル:【
セレアナのファン第一号。
セレアナの腰巾着的存在だったが、ダンジョンで道を
セレアナが人間界に行った後も、魔界へと残る。
微妙にオークのオルクにアピってる。
フィード応援団「女子~ズ」の一員。
『ロンゾ』
種族:タロス
スキル:『
青銅人間。真面目。学級委員長。堅物。皮膚も硬い。
『エモ』
種族:デーモン
スキル:【
フィードが一番最初にスキルを奪った相手。
多分、最初に奪うのが【
学校に出来たダンジョンの管理を任される。
『ヌハン』
種族:デュラハン
スキル:【
鎧姿で脇に頭を抱えた、あれ。
魔王軍幹部候補としての素質はあるものの、臆病者で小心者だった。
グララとの戦いで一皮むけるも死亡。
その後、フィードと地獄で出会い、生き返る。
サキュバスのサバスのラブラブアタックに一瞬で轟沈。
『ゲルガ』
種族:ドッペルゲンガー
スキル:【
彼のスキルのお陰でフィードは人間界でも正体を隠して行動できる。
頂上神ゼウスが過去に恋い焦がれた「アイドル」の女性の変身データを保有。
そのデータはフィード(アベル)にも受け継がれている。
『マイク』
種族:マンドレイク
スキル:【
人参っぽい、あれ。
モジモジしててかわいい。
小さすぎるので移動は他人だより。
味方がピンチになったり落ち込んでたら自分を食べさせてくれる優しいやつ。
『ミック』
種族:ミミック
スキル:【
宝箱のあれ。
いろんな無機物に変態できるぞ。
ただし、変態しても質量は基本変わらない。
性癖はノーマル。
『デュド』
種族:メデューサ
スキル:【
ルゥのいとこ。
超強い種族ゆえ一匹狼を貫き通してる。
が、その強さもダンジョンではスキルを奪われていたので役に立たなかった。
現在は
再び一匹番長へ。
現在は、いとこのルゥのことを、彼女の家族に伝えるために一人で帰宅中。
『スラト』
種族:ラスト・モンスター
スキル:【
デカいノミ。一五〇センチ。
金属を腐らせることが出来るという、冒険者が一番出会いたくないタイプの魔物。
『カミラ』
種族:ラミア
スキル:【
半人半蛇。冷静。
ダンジョンでは、参謀的な役割を果たした。
フィード応援団「女子~ズ」の一員。
『ウェルリン・ツヴァ』
種族:狼男
スキル:【
魔界を二分するマフィアの一翼ツヴァ組の一人息子。
相対するローデンべルグ家の一人娘、リサのことが昔から好き。
しかし、フィードに片思いの相手を寝取られ、ノックアウトされ、スパークリングの相手をさせられ、ルートォンを殺され、騙され、洗脳され、人間化したインビジブル・ストーカーの「ジビル」を殺させられ、記憶まで消されたことを根に持ち、ダンジョンの中で鍛えに鍛え抜いた結果、魔神(仮)と化したフィードに一撃を入れた世界唯一の存在となる。
現在は、お家に向かって帰宅中。
これからローデンべルグ家に行って、リサのことを説明しなきゃいけない。
将来的には魔界を統べて、人間界までリサを迎えに行きたいと思っている。
『グララ』
種族:もぐら悪魔
スキル:【
魔王軍の幹部候補として「メス・テザリア」に見出され、人間界で働いていた。
里帰り中に、「メス・テザリア」が死んで発生したダンジョンにぶつかってしまい、ウェルリン・ツヴァに〆られて使役される。
実は、過去に若き頃の老トロール「ルートォン」にも〆られたことがある。
働いてただけあって人間界の魔王軍のことを色々と知っているのだが、本人がバカなうえに、周りのツヴァ組も人間界や魔王軍に興味がないので、グララから有益な情報が魔界に漏れることは、きっとこれから先もない。
『ルートォン』
種族:トロール
スキル:【
ツヴァ組元組員の老トロール。
ボケて徘徊してた。
死にかけながらも「暴」への真摯な姿勢を貫くという、その姿の中にアベル(フィード)は「黄金の精神」を見いだし、大きな成長を遂げる最初のきっかけとなった。
ウェルリン・ツヴァの幼少期の憧れの魔物でもあった。
若い頃にもぐら悪魔グララを〆る。
『ワンゴ』
種族:狼男
スキル:【
ツヴァ組
ルートォンを殺した人間(フィード)の決闘を見に来てダンジョンに巻き込まれる。
実は、ワンゴだけはウェルリンがスキルを失ったことに気付いていた。
スキル【
侠気に溢れている。
サラシに半纏、下駄姿。
獣臭い。
馬鹿だが情に厚い。
男が好き。
『ゾルべ』
種族:バンパイア
スキル:【
ローデンベルグ家の執事。
メガネ。インテリ系。経済ヤクザ。潔癖症。小心者。ビビリ。姑息。自己評価が高い。
ぴっちりスーツ姿のスカしたやつ。
行方不明のリサを探しにやってきたところを、魔神サタンにダンジョン内へと誘われ、ツヴァ組&進化したテス・メザリアと死闘を繰り広げる。
不死。
いつかはボスを殺してローデンベルグ家を乗っ取るつもり。
『オガラ』
種族:オーガ
スキル:【
ミノタウロスのミノルと共にホブゴブリンのホープを殺して休学。
フィードから決闘の申し込みを受けて戦い、死亡。
話し方がたどたどしい。
親類たちの中での希望の星だった。
『チューゴ』
種族:オチュー
スキル:【
なんでも食べることが出来る魔物。
フィードにスキルを奪われたことに気づかず毒物を食べて食中毒で死亡。
『ホープ』
種族:ホブゴブリン
スキル:【
最初は乱暴だったが、フィードにスキルを奪われて以来、徐々に善良になっていきつつあった。
しかし、それが災いし番長のミノタウロスのミノル、オーガのオガラにリンチされて死亡。
『ミノル』
種族:ミノタウロス
スキル:【
クラスの番長的存在だった。
オーガのオガラを手下に引き連れ、フィードをいたぶる。
フィドびいきになりつつあったホブゴブリンのホープを殺す。
フィードにも手をかけようとしたところ、当時ゴーゴンだったルゥに石にされる。
休学処分になるも、フィードに申し込まれた一騎打ちを受け、戦って死亡。
『レキ』
種族:レッドキャップ
スキル:【
ゴブリン族のエリート中のエリート。
フィードにスキルを奪われたことに気づかずに暗殺業に赴いて失敗し死亡。
『ウインドシア』
種族:ワイバーン
スキル:【
お高く止まった竜族。
知能が高く、洞察力も高い。
クラスでも別格の存在感を示す。
フィードと戦って死亡。
『シス・メザリア』
種族:大悪魔
スキル:【
自称、悪魔族序列一位。
悪魔ゆえに寿命が長く千年以上生き続けている。
肉体が滅んだ際には地下ダンジョンが発生し、膨大な量の魔力を取り込んで新たな大悪魔を創造する。
その際に、過去に大悪魔の得た知識は【
世界に同時に存在することの出来る大悪魔は一体のみ。
人間界に消えた魔王から認めてもらうために、律儀にも千年もの間、魔王軍幹部候補の育成をしこしこ頑張ってきてた。
今回は、頑張りすぎてフィードが覚醒しちゃったため逆に討伐されて死亡。
迷惑なことに学校グラウンドに巨大地下ダンジョンを作り上げてしまう。
趣味は読書と本棚の整理。
寝る前には必ずメガネを拭いて、きちんと決まった場所に置いてから寝る。
かつて昔に魔王から貰った『魔王の爪』を万年筆に変え、肌身はなさず持ち歩く。
【ローパーの都 ララリウム】
『パル』
種族:クイーンローパー
職業:女王
職業特性:【
スキル:【
パルちゃん。
かわいいよ!
フィードのことがとっても好き!
プロテムのことも少しだけ気にかけてあげ始めた。
紫髪。紫瞳。小顔。ぷにぷにもち肌。りんごほっぺ。正直者で嘘がつけない。
『プロテム』
種族:守護ローパー
職業:ローパーナイト
職業特性:【
スキル:【
真面目で頑固な武人。
ぽわぽわしたローパーの中では珍しい個体。
多分、天然なパル姫と一緒に育ったのと、幼い頃に弟を助けられなかった悔いからこういう性格になった。
(※ 弟の件。子供の頃に穴に一緒に落っこちて地獄に行き、閻魔に雑に裁かれて自分だけが生きて帰された)
今の願いは、パルがしっかりして、フィードなんていう破廉恥な人間のことを忘れること。
あと、弟が意外と元気なので一安心。
自ら職業を意識することのできた稀有な魔物。
『ペリシス』
種族:ローパー
スキル:【
閻魔の雑な裁きのせいで死亡宣言され、地獄で餓鬼をやってた。
地獄に落ちた時の年齢で生き返ったため、兄のプロテムとの年の差が開いている。
兄を心配させないように明るく振る舞っているが、意識しなくても元から十分に前向きで明るい性格。
『ポラリス』
種族:クイーンローパー
職業:女王
職業特性:【
スキル:【
ローパーの都を栄えさせた偉大なる前女王。
フィードにスキルを託し、寿命を迎えた。
思慮深くて男好き。
特に、人間の男が。
その嗜好性は娘のパルにも引き継がれている。
事実、パルの父親は人間。
だが、誰にも心を明かさず一族の繁栄に身を捧げたポラリスゆえに、その事実を知るものは誰もいない。
魔界のことしか知ることの出来ない魔神サタンよりも、人間界のことしか知ることの出来ない頂上神ゼウスよりも、より多くのことを知り、世界の真理に最も近づいていた。
【地獄】
『閻魔』
種族:鬼神
スキル:【
魔神サタンに破れて閻魔の仕事を押し付けられている鬼神。
唯一のストレス解消は、自分が主人公の小説を書いて、人間界の出版社に送りつけること。
ロリコンで小さいものが好き。
働き鬼の「AI」ちゃん萌え。
『AI』
種族:働き鬼
スキル:??
ちっちゃいくてかわいい鬼。
ちいおに。
「あい。~~~。あい」と喋る。
ちゃっかりもので、仕事もソツがない。
ロリコンの閻魔から萌えられている。
働くことが大好き。
『トラジロー』
種族:餓鬼
スキル:なし
すぐお漏らししちゃう子供の餓鬼。
地獄では、道案内としてフィードを導く。
道中でテスを守る兄として、勇気を振り絞って体を張る場面も。
いいお兄ちゃんになることを誓い、フィードと別れる。
現在、古龍メガリスターの背中に乗って遊んでる。
『メガリスター』
種族:古龍
スキル:【
太古に犯した罪によって閻魔の判決場の天上に封印されている。
フィード一行を地獄からララリウムへと、ララリウムからダンジョン内へと送り届けた。
スキルを失った人間時の姿は褐色長髪のイケメン。
無口。
子供好きで、子供からのお願いに弱い。
『ミフネの母セツコ』
種族:餓鬼
スキル:なし
アベルの元パーティーメンバー、侍のミフネの母。
ミフネを抑圧し、殺人鬼へと育ててしまった罪を償うために、壺に入った傷薬を怪我人に塗って回っている。
さいわい、地獄は怪我人だらけなのでひっきり無しに あちこち走り回っている。
現在、インプのホラムに体を乗っ取られてる。
『ホラム』
種族:インプ
スキル:【
元の名前は「本体を育てしもの」
元のスキルは【博識エルダイト42%】
ダンジョンが魔力を吸収し、次の大悪魔を生み出す手伝いをするために作り出された使い魔。
しかし、テス・メザリアが地獄に落ちてダンジョンとのリンクが切れた際に、自身がダンジョンの管理者へとすり替わり「ホラム」という名前まで得た。
オルク→ウェルリンと寄生相手を乗り換えつつ、最後はフィード一行をあと一歩のところまで追い詰めるも、フィードの超絶チートスキル【
現在は、ミフネの母に憑依しフィードへの復讐を誓う。
『地郎』
地獄名物ラーメン。
太麺で汁ギトギト。
常に行列ができている。
餓鬼にも鬼にも人気。
支払いは
地獄の沙汰も金次第。
二千年前の鑑定士ネビルも並んでいた。
【所在不明】
『ネビル』
種族:餓鬼
職業:なし
スキル:なし
魔神サタンによってどこかへと飛ばされた二千年前の鑑定士。
野蛮人。
尊大で傲慢。
あだなは「
かつて地獄へと攻め入った際に閻魔に殺された。
貝殻、石ころ集めが趣味。
今は失っているが、【鑑定術】【吸収術】(東方の出身らしく、スキルではなく「術」と言っている)の他にも【弱点看破】というスーパーチートスキルを保有してた。
ただ、餓鬼となってスキルを失ったにも関わらず、あまりにも強すぎたゆえ地獄でも我が物顔で振る舞ってた。
────────────
【あとがき】
ボリュームがすごい!
登場人物多すぎぃ!
まとめてて自分でもへとへとです。
これ……最後まで目を通してくださった方、いらっしゃますか?
いらっしゃったら、えらい!
見たよ! という証に「♡」でもつけていってもらえると嬉しいです♡
また、好きなキャラクターとかも教えてもらえたら参考にさせていただきます。
ということで!
いよいよ、次から第三章『めざせ王都イシュタム編』の始まりです!
お楽しみに~!
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