【あとがき】teeter-totter
こんにちは。石衣です。
「teeter-totter」は、お楽しみいただけましたでしょうか。
こちらも「美郷さん」と同じく、共幻文庫さんの短編小説コンテストお題「幽霊」に応募するためにつくった話でした。
teeter-totterはシーソーのことらしいです。
友情が独占欲にすり替わるというのはよくあるテーマな気がします。それが恋なのか執着なのか判別つきにくいですけれど。
もしくは恋と執着が判別つきにくいのかな。
石衣は小学校の頃に仲が良かった子が、他に仲が良い子がいる子で、自分が一番に優先されることがなかったせいで、歪んだ執着を抱えながら、それを高すぎるプライドで覆って、バレないようにしていました。
高校生くらいの時にその子から「(石衣は)昔から私に興味ないもんな」と言われたという大変残念な結果に。
違うよ、君に執着してたんだよなんてことは言えないので、そのまま縁は切れてしまいました。
言わないと伝わらないとはよく言いますが、言ったって伝わらないことが多いのもまた事実。teeter-totterの二人も最後まですれ違い続けます。アンジャッシュのコントか。
さて、それでは今回はこの辺で、また次話でお会いしましょう!
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