第3話
「おはようございます。今日も全員いるな?ん?なんだ安藤もいるじゃないか、今日は学校来たんだな笑」
「…はい」
「まったくもっと元気にすればいいのに、まぁとりあえず今日はテストだ。」
「適正に合う武器やアイテムはしっかり持ってきたかー?」
「「はい!」」
「よしいい返事だ。それじゃ15分後に学用ダンジョンに向かうぞーそれまでに準備しとけー」
先生がそう言うと皆は素早く準備を始めた。
「拓海!」
「あ、和真か、なんだ?」
「拓海パーティ組もうぜ!」
そう、このテストはパーティを組むことが可能なのである。
パーティを組むメリットで大きいのは死ぬ、又は怪我する可能性が大幅に下がることだ。
「個人の方の点はもう稼いでるしチームワークの方の点数を取りたいからな!」
本当に正直に言うやつだな
ちなみにデメリットは個人点が少なくなってしまうことだ。だがチームワークの方の点で基本的にはプラマイゼロ、いやむしろプラスになるので実質デメリットはないようなものだ。なので各々で皆パーティを組むようにしている。そしてこの完璧男はソロで個人点を過去に稼ぎまくっている意味不野郎だ。
「いいぞ、個人点なんて最初から諦めてるし和真なら上手くチームワーク出来そうだしな」
「あら?拓海?和真?私を忘れてないかしら?」
「忘れるわけが無いじゃないか、勿論誘うつもりだったぞ?」
「ほんとに?」
「ホントだよ、彼女を誘わないわけないだろ」
「ふーんならいいけど…」
「おいおい、イチャつくなよw、
2人とも一応隠してるんだろ?」
「まぁそうだけどな」
「とりあえず、」
「せんせーパーティ組んだので入っていいですかー?」
「お?和真か、メンバーは…ふっw拓海がいるのか」
「…何か問題でも?」
「ふん、別に問題があるとは言っていないだろ?とりあえず行け!」
ほんとに態度がクソッタレだな
「わかってるよ」
「…拓海、あんな先生無視すればいいんだよ」
「ごめんだけど無理。どうせああいう輩は放置
する方がめんどくさいだろうし」
「はぁ…それはそうだけどよ…」
「ふたりとも、準備はいいわね?そんなこと言ってたら怪我するわよ?」
「…それもそうだな」
確かにこんなこと言ってて油断していたら不意打ちでやられるな
その時
「GUGAGAAAAAAA」
「戦闘準備!」
「「おう!」」
嵌められた男の成り上がり みかんと言えばこたつ @yo4ki1025a
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