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2023年5月21日 21:41
こんばんは。なんだか、郷愁にさそわれるのは、なんでだろう。下校時間のシューズボックスのなかにあった小さな文は、やっぱ、恋文かな。手紙じたいが、恥ずかしがってはにかんで、苦笑いしちゃう、いじらしい恋だったのかな。信長公が安土城からみた浜の夕映えに溶けて、桃色のちいさな花びらは恥じらって、恐竜の骨は、小さな子供の手のひらで、こほんと咳払いをして、最後は誰かの、笑顔の幸せに、涙と溶ける。
作者からの返信
加須さん。この五篇は、まさに郷愁が主題なのです。すごい、加須さん。夕景は、わたしのなかで郷愁の代表だし、いちばん好きな情景。どこかで書いたかもだけど、夕焼けをみると無条件に泣きます。
2023年5月21日 21:17
いきなり今までと一転、なんだか朗らか。夕日に佇む壱さんが見えた気がした。夕日だ、これ、ずっと夕日が見えている。どこかの校庭の夕日。なんでだろう、寂しいけど落ち着く。
福山さん。そうそう、夕陽。わたしは、空と海と、なにより夕景が、いちばん好き。夕景のなかで、からすがないて草がさざめいて、さあっと風が吹く、校庭の夕景で、逝きたい。
2023年5月21日 19:48
「わたしのおみやげ」「幸せに泣いた」のあたりが特に好き。待ってました、短歌。すごくいいです。情景が目に浮かぶようで、やさしくて透明感があって。
わあああ。しまこさあん。やさしくて、透明感って、だめ、泣く。わああん。うああ。
こんばんは。
なんだか、郷愁にさそわれるのは、なんでだろう。
下校時間のシューズボックスのなかにあった小さな文は、やっぱ、恋文かな。
手紙じたいが、恥ずかしがってはにかんで、苦笑いしちゃう、いじらしい恋だったのかな。
信長公が安土城からみた浜の夕映えに溶けて、
桃色のちいさな花びらは恥じらって、
恐竜の骨は、小さな子供の手のひらで、こほんと咳払いをして、
最後は誰かの、笑顔の幸せに、涙と溶ける。
作者からの返信
加須さん。
この五篇は、まさに郷愁が主題なのです。すごい、加須さん。夕景は、わたしのなかで郷愁の代表だし、いちばん好きな情景。どこかで書いたかもだけど、夕焼けをみると無条件に泣きます。