#23 『女3人買い物へ』
■
女子寮4階の一室――僕は目覚める。
高価そうな調度品に包まれた空間――慣れない枕になれない天井。
目覚めはあまり良くない。
男として慣れるべきではないかもしれないが、僕はこの環境に否が応にも慣れなくてはいけない……。
気配を感じ、ベッドの上から外扉へ視線を向けると、メイドのオーブリー某が部屋の中にいることに気づく。
他の数名の世話係や護衛には、居心地が悪いので部屋から出て行ってもらっているのだが、一人だけ、彼女だけは強硬に僕の護衛の任を譲らなかった。
【オーブリー・ココッチオーラ】
齢50を超えるが、優秀な魔法剣士の雰囲気を醸し出す彼女。
聖女機関からの信頼も篤いようだ。
そんな彼女は、聖女の一番近くに侍り護衛の役目を担っている。
正直何人が部屋に入るのも拒みたかったが、他の使用人や護衛を追い出すための条件として、最低限、彼女だけは見張りとして認めなければいけなかった。
男だとばれるわけにはいかないので、余り他人を部屋に入られたくないというのが僕の本音だが……これは致し方ない。
拒絶も過ぎれば、不審に思われ、敵を作る。
起きてすぐ、僕はさっさと朝の準備をする。
髪を梳いて、顔を洗う。
着替えをする際に、オーブリーさんが手伝おうとしたものの、断る。
これまでずっと自分でやってきたことだ。他人に触られるのは気持ちが良くないし、そもそも僕は男であり、バレる可能性を否定できない。
程なくして朝食が運ばれてきた。
スープとパンを食べた。
昼食を取ると取り急ぎ、手提げバッグをもって外に出かける用意をする。
今日はアシェリーとフリムを誘って少し出かけるつもりだ。
土地勘があって困ることはないし、ついでに明日からの学園生活で必要そうなものを買い足すつもりだ。
紙やインクの在庫が少々心もとないのだ。
適当に街をブラついて買ってこようと思っている。
勿論、オーブリー氏に頼めば(というか聖女の地位を考えれば適当にそこら辺の先生なり生徒なりに頼めば)すぐに用意してくれるだろうが、小さいとしても見知らぬ人に借りを作りたくはない。
扉を開けていざアシェリーたちと合流へ――というところで少々不満そうな顔をしながら見送るのは、オーブリーだ。
「イリス様……。昨日のようなお戯れはもうなさりませぬよう、お願いします。我々も困ってしまいます」
昨日、僕が失踪したと勘違いした彼女らにも迷惑をかけてしまったのは確かだ。
申し訳なく思っている。
僕のことなんて放って置いて欲しいものだが、彼女らの立場でそうはいかないのは分かっている。
だが、僕は自分の学園や聖女機関との関わり方の位置として、『そちらに妥協を求めた上で、こちらが譲った』というスタンスだ。
彼らは僕の歓心を得るべく努力をする立場であり、故に、小言を言われようと、行動の制限をされる謂れはないのだ。
「どうか、お願いします」
「まあ、分かってるよ」
「……。では、本日の予定ですが、明日の入学式の原稿を書いて――」
「あ、それパスで。今日はちょっと予定があるもんで。原稿は適当に作っておいて。それじゃね!」
「聖女様!? あ……」
僕はそう言うと、さっさと寮内を駆け抜け、後ろから迫るメイドを振り切った。
■
今日は学生にとって新学期前最後の休日である。
在校生も多くが実家などから帰寮し、新入生の多くも入寮を済ませており、今日は街で遊ぶ学生も多くいる。
研究の道に進む卒業生(大学院的なやつか?)も、羽を伸ばしている人もいる。
歩く人陰には、学生とみられる者がかなり多い。
あっちも学生、こっちも学生。
僕もその一人だ。
快晴の元、寮にずっといるのは少し勿体ない。
メイドが引っ付いているせいで朝の素振りや運動ができなかったのは、仕方ないとしても、それでも、一日中何をするでもなく寮にいるのでは肩がこってしまう。
今日は少しばかり外を出歩き、ショッピングと洒落込む。
学園の近くには、学生の貴族向けの店がとてもたくさんある。
警備は過剰なほど多く、危険性は少ない。
そもそも、治安の面で言えば近くに大規模なスラムも有ったりせず、王国トップレベルである。
さて、買い物だが、一人でするにも勝手が分からないため――フリムとアシェリー、召喚。
「それで、こっちの子が貴方の友人のフリムね」
とアシェリー。
「あ、ぁの、い、イリス様。その……」
とフリムはずっとてんぱってる。
「フリムさん。昨日は本当にごめんね。僕もつい先日まではただの平民だったから、『誘拐された聖女』ってのが自分のことだと思わなくて」
僕は結構しっかり目に謝る。
学園の他の人たちもそうだが、フリムは特に捜索を押し付けられていた感じがある。
王国の騎士や聖女機関の連中に罪悪感は大してないが、フリムには申し訳なく思っているのだ
「いえ、いえ。謝って頂くことなどございません……! 謝らないで下さい。お願いします」
フリムはへりくだるように言う。
本当は昨日みたいな気楽な距離感が望ましいのだけど。
とそんなことを思っていると――。
「フリムさん」
「はいッ! 何でございますでありましょうか! アシェリー様!」
アシェリーが話しかけると、フリムは変な敬語で応える。
「イリスは聖女ですから、尊いお方であるのは間違いないです」
「はひ」
「でも、友人にまでそういう扱い方をされれば、悲しいと思います。仲良くしてあげてください」
……アシェリーには僕の内心も筒抜けみたいだ。
聖女は多大な威光と権力を持つために、周囲との関係を作りにくいという問題がある。
折角の学園生活で、常に誰からも敬遠されるのは悲しい。
それがフリムみたいな可愛い子だとなお。
「イリスは確かに聖女で、気品高くて近寄りがたい魅力的な子かもしれませんが、友達は少ないんです。だからもっと気安く仲良くしてもらえませんか? イリスもそうしたくて今日の予定を一緒したいと言ってたのですよ?」
アシェリーが真面目にそう言うと、フリムは今度は先ほどまでの混乱から立ち直り――、
「は、はい! こ、光栄です!」
と真剣に頷いた。
聖女と大貴族の娘に囲まれた平民。
……僕も同じ立場だったら怖いだろうなぁ。
どうにか緊張をほぐしてあげられないものだろうか?
■
シルリア王国『王都』は、この世界最大の都市だ。
少なくとも王国ではそのように言われている。
サイズでは竜人が住む『竜湖』の『湖上都市』、帝国の『帝都』などよりも大きいとされる。
地上には馬車が通るための広めの道が縦横無尽に走っており、レンガ造りの立体道路が実用的にデザインされている。
建築技術は上々で、多くの建物は複雑な要素からなるバロック建築っぽい形成がなされている。ルケ男爵領やフィアーノ公爵領の建築様式とも少し違う、趣深い建築が多い。
3、4階建ての建物も少なくなく、大きいものでは地上8階もの高さの建築もあるらしい。
王都中央東部にある学園周辺の地域は、王都の『学園区』と称される。
広い土地をとるせいか、王都の中央よりいくばくか離れた場所にある――が交通の便はよく、王都の中心部からであれば馬車などで半日以内に行ける位置にある。
学園付近の建築の優美さも、王都の貴族街の方に比べれば、いくらか控えめだが、程よく整備の行き届いていない、ファンタジー感満載の大きな街って感じで面白い。
オープンワールドゲームとかだったら散策するだけで何時間も費やすことだろう。楽しげな感じだ。
中心街では魔法で夜を照らすアルコールランプがそこら中に設置され、道の中央は馬車が闊歩し、裏路地にはスラムでもありそうだ。
魔法があるせいで機械文明の根付かなかった、異世界って感じ。
そんな美しい都市を歩く僕ら3人の人影に、追従する気配がある。
僕らが歩くに連れ、その気配は動いてくる。
監視だ。
王国か……学園か、いや、聖教かな。
まあ、監視と言っても、少なくとも敵意は感じられない。恐らく善意のものであり、聖女に何か起こらないように、陰ながら守る感じだろう。
外出許可を取った際に、監視を付ける旨を言われたので、それだろう。
寮のルールに従って許可を取ったのに、渋い顔をされたが、聖女の管理が難しくなるのは、なるほど確かに嫌だろうな。
ちなみに、外出許可の申請は形式が整っていれば基本的には却下されない。
監視の人たちも、本当はもっと近づきたいだろうが、アシェリーもいるし、大丈夫だという見込みだと思う。自由をそこまで束縛される謂れもない。
僕は一応、特注の魔剣を2本帯剣しているので、襲撃があれば最悪僕自身が剣を奮うこともできるが、聖教の人たちには分からないことだ。なお、魔剣とは、魔道具としての性質を持つ剣のことを言う。
僕らはまず百貨店的な建物に来ていた。
地上5階建ての、ビルのような建物だ。
背の高い建物は大抵、格式高い貴族向けの城型の建築であるため、周りと比するとめちゃめちゃ浮いている。
聞いて驚け。
このビル。なんとアシェリーの所有物なのだ。
「わ。人がたくさんいる」
子供みたいな声を臆面もなく発するフリムだが、僕も同感だ。
王都でもここまで人の集まる場所は他に知らない。建物も周囲より新しいし、新進気鋭の商店って感じか。
前世の休日のデパートみたいな感じだ。
人がたくさんいて、目が回りそうだ。
学生らしき人たちに加え、平民もたくさんいる。
この世界の建築技術はまだ発展途上で、地震や災害、戦争も多いことから、高い建物を建てる際には面倒くさい認可がいろいろと必要になる。
その認可を取るのにお金や政治力が必要となることから、このような建物を所持している商会は、周囲への見栄にもなるのだとか。
ちなみに全部前にアシェリーから聞いた話だ。
僕は商売には余り興味ない。
どうもアシェリーは王都の商会事情にかなり詳しいようだ。
なぜ詳しいかと言えば、アシェリーが公爵家の名前と資本を貸して作り上げた巨大な商会があるためである。
商会『アマー・ゾーン』。僕が名付けた。
独占禁止法の網を掻い潜り、徹底した効率主義により強固な独自の経済圏を築き上げ、国家経済を支配することを目指した会社の名前としてふさわしいだろう。
名称に深い意味はない。
いずれ政治家に多額のロビー活動を仕掛け、社会構造をハックし節税を極め、むしろ国から税金をむしり取るシステムを構築しよう。
……などとは思っていない。
そんな商会の奥から、ニコニコと笑みを浮かべた人物が出てきた。
「ようこそいらっしゃいました! アシェリー様!」
目の前で貴族風の最敬礼をした人物は、僕の知っている人物だ。
かつて帝国で、アシェリーと共に3人のメイドが聖教によって厄病『ルナティック』に罹らされていたが、僕が助けた。
その一人が彼女だ。
僕やアシェリーよりも年上で、まだ二十代前半だが、豊満なバストを所有し、妖艶な魅力を持った女性だ。
いつの間にかメイドを辞めていたので、適当に男でも見つけて寿退社かなと思っていたのだが――。
何だこいつ。
何でここにいるんだ?
「【アロマ】。商会の運営は上手くいっているようね」
「はい。勿論でございます。アシェリー様」
【アロマ】はアシェリーに恭しく答える。
アシェリーは訳知り顔――推測するに、彼女は商会を取り仕切っている……のか?
メイドを辞めたが、上下関係はまだ健在のようだ。
「今日は学友と買い物に来たわ。こちら、イリスとその友人のフリムね」
「分かりました。私がご案内いたします!」
びし、と騎士風の敬礼をする。
「いえあなたには仕事があるでしょ? 案内は要らないわ」
「いえいえ、できます! 大丈夫です! 任せてください!」
「いいから。あなたは自分の仕事をなさい」
「うぅ……はい……。うう、久しぶりに『救世主』様に会えたのに……」
しょぼしょぼと帰っていく後姿は少し可哀そうだが、言うまい。
アロマは少々強気と言うかブラック企業戦士というか、頑張り過ぎてしまうのだ。
昔からアシェリーから仕事をよく任されていて、モチベーションは高過ぎるほどに高い。だが、それ故に時々ぶっ倒れてる。
今は商会の仕事をしているらしいが、余り無理はしてほしくない……。
アロマが居なくなると僕らは散策を続ける。
「ここってアシェリー様の運営している商会なんですね……」
「ええ、そうね。でも運営はさっき会ったアロマがやっているわ。私はほぼ資金援助だけね」
「知ってます。『アマー・ゾーン』。新進気鋭の商会ですよね。凄いです」
「光栄ね。実は商品開発にはイリスも関わってるのよ?」
「イリス様もですか!」
「うん。まあ、ほんの一部だけどね」
「そんな謙遜しなくてもいいのに。生産技術も商品発明もほとんど貴方に頼りっきりみたいなものなんだから。全部あなたのおかげよ」
「いや……。そうだっけ?」
何の話だろう? そこまで言われるほど何か教えたつもりは無いのだが……。
「同じ年齢なのに……やっぱり貴族様ってすごいんですね。私も、がんばらなくっちゃ」
「いやいや。フリムの方が凄いよ。平民が学園に入学するのってとてつもなく難しいんでしょ?」
平民の身で入学するにはかなり高いハードルがある。最低でも商家の人間で素行両行、頭脳明晰であることが求められる。
「そ、そんなことはないですよ。私は勉強はできた方ですけど、でも、村で一番くらいで……。運動も魔法もそんなにできる方でもないですし……」
「謙遜はいいって」
しばしの歓談。
それが少し途切れた頃、目の前にやたら大きな本屋が見えてきた。
手元のメモに視線を落とす。
【買い物リスト】
□ノート(授業用)
□インク&羽ペン(授業用)
□私服(少しハイソなものを1、2式)
□学園用セーター(今年の春は若干肌寒いので)
□オリーブ枝歯ブラシ(高級品だが、ないと気持ち悪いので)
□アニス紛(歯磨き粉の代わり)
□花瓶(部屋の花瓶の趣味があまりよくないので)
□ローブ(安いやつでいいや)
■
電子書籍の勃興により現代社会では廃れてきているが、本を売る形態のビジネスは、紙ができた頃からある、歴史的なビジネスである。
『アマー・ゾーン』は低コスト製紙技術を独占しているらしく、小売で売っている本も供給元はこの商社に行きつくことが多いとか。流通っぽい名称とは裏腹に、技術的な部分でも他社の追随を許さない強さがある、恐るべき企業である。
「これ良さそうね」
アシェリーがシックで高級感のノートを選ぶ。牛の革と紙で作られたシンプルな装丁で、お高め。
一般的には紙の生産はまだ需要に完全に追いついている訳ではないので、一冊一冊を綴じたノート形式のメモ帳は主流とは言えない。
「じゃあ、僕もそれにしようかな? あまり拘りもないし。フリムもどう?」
「あ、あの。私はその、余りお金がなくて……。こういう高給なのは……」
そうして決めていたところ、横から「にゅっ」っと女性がスライドインする。
女は最高級の装丁のノートを僕に見せる。
豪華すぎて目立つ――別に実用にも向かない。
「イリス様には、こちらがお似合いです!」
「なんでいるの、アロマ?」
じと、と視線を送る。
「あぁっ。イリス様、そんな目でみないでっ……。その、久しぶりに会えたので、嬉しくて……」
「アロマ……気持ちは分かるけど、商会の仕事は滞らせてはいけないわよ?」
「うぅ……すいません。アシェリー様」
「まあでも、僕らと一緒に来るのが気晴らしになるなら、仕方ないんじゃない?」
「ダメよ。貴方はこの子たちを甘やかしすぎ。自立した大人なんだからしっかりして貰わないと。ほら、行きなさい」
「はい……それじゃあ、また今度会いましょう、イリス様」
僕の方に不快お辞儀をして、次はフリムの方を向く。
「あ、それとフリム様もごゆっくり、今日は……お三方は全部無料セールなので。5階にはフードコートもございますので、ぜひ。それでは」
「は、はい」とフリムは少し驚いたように返事をした。
アシェリーと僕は手を振って、アロマは少し名残惜しそうに去っていった。
「じゃ、気を取り直して色々貰おうか。折角アロマが奢ってくれるみたいだし」
「えっと、い、いいのかな……?」
「気にしなくていいわ。アロマもああ言っていたし、そもそも最初から貴方にお金を出させるつもりは無かったわ」
「は、はい。アシェリー様、イリス様。ありがとうございます」
フリムは恐縮して縮こまってしまっている。
本当はフリムへの昨日のお詫びのつもりだったのに、緊張させてしまうのは申し訳ない。
もう少し、こう。フランクな関係が欲しいのだ。
だって、冷静に考えて欲しい。
学園の入学式は明日。
僕の知人はフリムとアシェリーだけ。
アシェリーは騎士学園所属。
そして僕は権力の犬(学園長)に魔法学園に入学させられてしまっている。
まあ、ちょっとどうにかして抗うつもりではあるが、基本的に魔法学園に軸足を置いて活動していくしかないだろう。
必然――僕は学園で『ぼっち』になる。
多くの一般人の方々には理解できないかもしれないが、僕には前世のトラウマがある。
イジメは基本的に強い立場の者から弱い立場の者に行われるものであるが、条件がある程度揃えば、誰がターゲットとなるかは割とランダムだ。
聖女だと言えど、教会の認定や貴族の政治によって、僕の立場は危うくなり得る。
身を守る手段――虐めを受ける可能性を低くする手段はある。
陰口、虐め、それらから身を守る最も良い手段は、人間関係の初期値、つまり学園入学前に構築された人間関係である。
他人が自分をどう思おうと知らない、と強がることができるほど僕は強くはない。
――僕の心の半分は、虐めに怯え強がることしか知らない能無しなのだから。
うん、よし!
だからこそ僕は、フリムと良い関係を結ぶ必要がある。
「決めた。今日の目標は、また、フリムに「ちゃん」付けで呼んでもらうことだ!」
「え?」
「……何言ってるの、突然? イリス」
「とにかく、今日は全力で休みを満喫しよう! フリム」
フリムの手を握る。
「は、はい!」
文房具店にて『ノート』『インク』『羽ペン』をゲットした。
【買い物リスト】
☑ノート(掌の2倍くらいのサイズ感のものを5冊)
☑インク&羽ペン(上品な白鳥の羽製の羽ペン)
□私服(少しハイソなものを1、2式)
□学園用セーター(今年の春は若干肌寒いので)
□オリーブ枝歯ブラシ(高級品だが、ないと気持ち悪いので)
□アニス紛(歯磨き粉の代わり)
□花瓶(部屋の花瓶の趣味があまりよくないので)
□ローブ(安いやつでいいや)
3人の聖女と1人の聖女(?) ~聖魔法が使えるのは聖女だけだからと、女装して学園に通わされているんだが~ yアキ @ACHHIR
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