おわりに
どうも、シマです。
最後のエピソードまでお読みいただきありがとうございました。
以下は私のLGBTQsに関しての思いになります。 もう少しお付き合いください。
約15年前、『ゲイとビアン』しか知らなかった私のLGBTQsの知識を更新させていただき、その知識を公開させていただきました。
間に間にちょこちょこっと雑学として知識の追加パッチは当ててたんだけど、今回みたいに大型アップデートは初めてかな。
正直な話し、仕入れて来た知識としてはまだまだ書き足りてないところも在るのよね。
セクマイのスポーツの話とか、世界のLGBTLs反対過激派の話とか、日本におけるLGBTQsへのホモフォビアとか、固定概念からくる押し付けや決め付けとか、セクマイの方が鬱で病むのはシスでヘテロの二倍の確立とか、子供の内に性差を方向付けとかないと要らない悩みが増えるとか、嘘かホントかみたいなのを全然書き足りてないのよね。
ただ、そんな話をしたところで解決にはならないし、その人達の意識は変わらないと思って切り捨ててる部分や、アメリカでは廃れてるけど70~80年代に流行ってた考え方で『思春期に性別差異に関して教えない』とかホント色々あるのよね。
まぁ、私もそうだけど、人間って知りたいことを知ろうとするし、信じたいことを信じるでしょ
やっぱり知らないことを知ろうとするのは、自分から動かないと知れないのよねぇ
私は日本という国を若干安易に見てるところが在るの。
上等な方の政治や社会制度に文化。 上から下まで義理人情を理解してる国民性。 反して村意識が強くて余所者を受け入れるのが難しい固執した価値観とか、多人数で行われる陰湿な『いじめ』と総括して呼ばれる犯罪群とかね。
でもそれでもやっぱり、根底に他者を慮る気持ちが在り、自分の中の役割を果たそうと動ける精神性や、一度決まったことに対しては真摯に取り組もうとする姿勢も得難い物なんじゃないかな。 綺麗に言い過ぎかな?
しかし差別ってなんだろうね? とても良くない悪いことだってのは理解してる。
しかも、この差別は自分の身にだけじゃなくて、自分の大事な人にも降りかかる可能性が高い。 ネットを通じて国籍や国境を越えて色々な人と繋がれる今の世の中で、無いとか低いとかは言えないよ。
「俺や私は違う。 周りには居ない」ってのは思考の停止でしかなく、自分の周りを良くしたいと言われたら思い出す受動的な人だね。 まぁ、悪いとは言わないけど、何か起きた時に手遅れになっても、傷付けてからじゃあ遅いよ、とだけ。 これも普通のことだけどね。
『LGBT法』に関して控えめに悪口を言わせて言わせて頂いたけど、法案自体を別に『悪』であるとは考えてない。
カミングアウトしたりバレれたら打ち殺されてた世界が、精神病だからと変わって、病気ではないと受け入れられて。 性同一性障害だって言われてたのが、性別の差異でしかないと考え方が変わる。
私的な面では『性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律』というのができて、公的な面では『SOGI』ができて。 社会的には『LGBT法案』ができた。
『LGBT法』は今でこそ「悪法」と呼ばれてるけど、十年後に「ここから社会は変わった」とか言われるかも知れない。
しかしながら、この国のトップは「世論の認識が足りてなくて—―」と言い放ちやがった。 つまり、今まで行ってきた行動じゃあまだまだ全然足りないと言われた訳だ。
苦しんでるセクマイの人達の現状が他人の責任だと考えられてるとも受け取れる。
間違いはないけどお前が言うの?
今まで長い戦いだったし、これで終わりって訳でもない。 火に油注いだ感じはするけど、皆様はどう感じてるのかしらね。
今の日本文化に添ったLGBTQsと共存の文化。 気が付いているのかいないのか知らないけど、もう作られてるんだよね。 それはセクシャルマイノリティと呼ばれる人達の我慢と犠牲の上にね。
ただ、もうそれじゃあ通じない世の中だよ、と変化してるから摩擦が起きて、騒いでるから目に付くし耳に入るだけなんだ。
世界でもトップクラスでLGBTQsの人々を内包してて、魔改造が得意な人が多いんだから、他国から文化を取り入れて魔改造して逆に発信できるチャンスでもあると思うんだけどな。
さてさて、意識してセクマイを絡めた世界はこんな感じかな。 知らない人には「ふーん」だろうし、知ってた人は「ああ」と漏れるだろうし、知りたいって思ってる人は「そうなんだ」から始まるのかな?
SNSを見れば個人の感情と意見で溢れてると思う。 ほとんどがデータの無い感想だったり、悪意や押し付けや決め付けと私は感じてるけど、これらを相手にして進んでいくのが日本に限らず世界共通の取り組みなんだと考えてる。
今セクマイの理解増進については、弱い立場とされているシスの女性の声や、ホモフォビアの人間の声が大きいのは間違いない。 まぁ、大多数で声が大きいってのは五月蠅いっていうんだけど。
どんな人だって悩んで苦しんでるのは間違いない。 その中にセクマイの人が居るのも間違いない。 汝の隣人を愛せよとも言うつもりも、 拒絶しないで受け入れろとも言うつもりもない。
ただ、知らないで居ると貴方の大事な人が傷付くのは間違いなくて、傷付けるのは貴方自身なのを勘違いしないで欲しいかな。
六月は世界的に『プライド期間』と言って、LGBTQsの人達による催しが行われるから、今回私の公開を見て興味が出た人は色々深堀してから参加してみても良いんじゃない?
これから先はLGBTQsとどんどん関わってくるタイミングが多くなると思うんだ。 良いか悪いかは置いといて、知りもしないのに拒絶するのは阿呆と見下されるだけだから、これも機会だと思ってLBGTQsの人と話してみたらどうだろう。
私は本当に普通の人達だと思う。 まぁ、中には逆境をバネにしたり、開き直って突き抜けてる人が目立つから「LGBTQsの人達って全員明るくて面白いんですね!」なんて馬鹿なこと言わなけりゃあ失礼なことはしないでしょ?
あくまで個人。 LGBTQsのカテゴリーに入ってたとしても『貴方達』じゃないし、貴方もどこかしらのカテゴリーに入ってて、人類全員ホモサピエンスだから、初めましての人には初めまして。 「こんにちは、今日はお祭りみたいで楽しい感じですね。 楽しまれてますか?」だからねぇ
さぁ、長々と書き連ねました。
最後の最後でも長くてごめんね?
約二週間、毎日の様に調べたり考えたりしました。
参考資料も手元にないのにがっつり勉強なんてしたことなかったよ。
私自身も良い機会になったし、読んでくれた人にも良い機会にしてくれればなとも思います。
まだまだ言葉が足りなかったりしてるけど、それは必要と感じた各々が調べてく内に知っててくれたら良いかな。
一応、私の立ち位置だけ言っておくと『好意的に無関心』から変えることはないかな。
アライと名乗るつもりはないけど、人が困ってたら当たり前に助けが必要な人に手を貸すし、苦しい様だったら大丈夫? とも声を掛けるよ。
でも、喋らすと調子に乗って一時間でも二時間でもベラベラ喋る人間だから、アライとしてセクマイの人達の気持ちを代弁とかは出来ないってか、しない方が良いかな。
今回の公開は文章だし、校正する時間の余裕をたっぷり取って二回も三回も書き直してる。
マイクロアグレッションに気が付かせてくれたあの子には感謝してるし、自身でも気を付けてるけど、それでも私は心配性なのでアライは遠慮したいかな。
私はあくまで、人として当たり前と思ってることをやって生きて行くだけで、助けが必要で手が空いてたら助けるよ。 それが私の考えてる『普通』だからね。
次回って訳じゃあ無いんだけど、近い内に世界中で600ものLGBTQsの団体が加入してる『International Lesbian, Gay, Bisexual, Trans and Intersex Association』略して『ILGA(イルガ)』の最新版である2020年度報告書の意訳でも乗せてみます。
なんで三年前のが最新版なのかは知らないけど、2023年の末には2023年度版の調査締め日らしいから、来年には最新版が出るのかな?
私もまだ目を通してないんだけど、世界的なLGBTQsの今が数字で表されるらしいのよね。 興味が在る人はこのエピソードにでもリンク張っとくから、一か月後にでも見に来るか『ILGA2020年度調査報告書(意訳)』って題名で同じカテゴリーに上げとくから調べてみてねー
※ 『ILGA(イルガ)』の最新版である2020年度報告書の意訳なんだけど、不許可となりましたー
私自身に収益は付けずにやる予定だったけど、やっぱ営利目的のサイトに転載するのは許可できないみたいねぇ
ちなみに最新版の2022年度版がアップされてるから、気になる方は見てみてね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、以上。 シマ ユウサクでした。
LGBTQ+ シマ @-izumi-
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