スケベな妄想は生活を潤す

@TeaCha

第1想 朝のルーティン

朝起きる時、まず股間へ手を伸ばす。


『うん、今日も体調がいい』


朝の健康チェックは直ぐに終わる。

硬くなるかならないか、

ただそれだけでいい。


男の身体は単純。

伸びをしたら気持ちがいい。

それだけで硬くなる事もある。

これは私だけでは無いはずだ。

…たぶん。


休みの日はいつも、

朝から欲求不満を解消する。

言うて昼も夜もするんだけどね。


朝イチは格段に気持ちが良い、

なんでかは分からないけれど。


最近は少しだけ声を出してするのだけど、

自分の声は聴きたくもない、

だから、自分の声を脳内変換する。

可愛い子にこんな声出させたいなぁと、

エロ漫画の台詞じみた事を呟いてみたり。


案外朝の寝ぼけた脳は、

都合よく自分の声をかき消してくれる。


あぁ、だから朝イチは気持ちいいのか。


いや、まぁ同じ日に何回もしてたら、

そりゃ最初がいいに決まってるんだけど。

それとは別な何かを感じれるんだろう。


行為を終えたあと、

虚しい気持ちで目を覚ます。


…もっかい寝よう。


2度寝はもっと気持ちがいい、

昼過ぎに起きて、また行為をする。

今度はもう少し刺激が欲しいから、

お気に入りの音声を聞く。


2度寝の腐った脳に響くエロい声。


まじ最高、はぁ。


…腹減るんだよな。

2度寝して、起きてもう1回するのって。


腹がふくれたらまたムラっとする。

なんでかなぁ…。


次はちょっと、

声出しながら焦らしプレイも追加するか。

食事を終えてすぐにまたベットの上へ。


関係ないけど、

裸で寝る布団は気持ちいいよな。

クーラー効かせて布団にくるまって、

もうこれだけで気持ちよくなって、

ムラっとするんだよね。


…気づいたら寝落ちしていた。


…日が暮れてる。


出す前に力尽きたのか…。


気持ちい状態で寝落ちって

最高に休日ぽいな。


飯食って風呂はいって出して寝るか。


朝から夜まで、

エロい声しか出てないし聴いてない。

最高の1日ってこういうのでいいのかな…。


…って朝寝ぼけた頭で考えながら、

私は股間に手を伸ばし、

そのまま行為をするわけで。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

スケベな妄想は生活を潤す @TeaCha

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る