第29話 休戦日 2
https://kakuyomu.jp/works/16816927861110029880/episodes/16817330658467639803
↑ 第349話 今生の休戦日
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本日は、6月8日木曜日。岡山は、昼から雨が降る模様。
まだ昼までは、曇りで傘は不要かもしれぬ。
ならば、いろいろやっておかねば。
昨日は、昼からノンフィクションの準備をしていた。
さあ、構成をどうしようか?
どの文章量で収めたものか?
誰に照準を合わせて書いていくべきか?
彼は、いろいろ考えている。
そもそも、小説を書き始めたのは、ノンフィクションのように取材や関係各位との調整が圧倒的に少なく、時間と金のない状態ではどうにもならない状況だった時だからこそ、小説というフィクションの世界で書いていくことを考えたのである。
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自身の娘(=隠し子)のみのりんこと、トロピカル~ジュプリキュアのキュアパパイアこと一之瀬みのりの父親を自称する彼だが、その「娘」のみのりは、中学校の文芸部に入って同世代の人魚と少女が冒険する「マーメイド物語」という作品を彼女の所属していた文芸部の会誌に掲載したという。
彼女は、幼少の頃から創造力にあふれる賢い少女で、読んできた多くの本をベースに独自の世界を作り出し、そこで人魚と少女に冒険させた。
しかし彼女はその文芸部の1ないし2学年上の先輩(女子)に、その作品を酷評された。それがきっかけで彼女は一時期小説を書くことをやめていたという。
トロピカル~ジュプリキュアの後半になって、彼女はそれまでのトロピカる部での経験をベースに、改めて、小説を書くことを決意する。
彼は、そんな娘(?)に対し、親馬鹿丸出しの評論を書いた。
ある意味これは、史上最強の「推し活」とも言えよう(自画自賛)。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427477789177/episodes/16816700429596555016
↑ ドリームキラーを斬る! みのりん小説の魅力と課題
私の娘、一之瀬みのりへのメッセージ 第39話 来る子離れに向けて
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彼の娘(!)は、好きで小説の道を選んでいる。
しかし、その父親(?)は、そうではないのだ。
生きる道を探していきついたところが、そうだったのである。まさに、南海ホークスの野村克也選手の南海入団時のエピソードをトレースしたかのような経緯である。実際、そのような思考のもと、このような動きになっているのであるが。
そうして小説を書き始めて間もない頃、彼は、1作ノンフィクションを仕上げた。
これはまだ、日の目を見ていない。
ただし、そこで触れた人物からは、先日、改めて激賞されたという。
ほぼ封印していたノンフィクションに、彼はまた進もうとしている。
そんな折、ネットで知合ったノンフィクション作家のSNSの記事を見た。
何と、彼が川上哲治氏宅に取材に行ったときのエピソードであった。
そんなこともあって、彼は今また、本来行こうとしていた道に戻ろうとしている。
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その道に進むにせよ、どの道に進むにせよ、彼にとって、この「最終戦争」を逃げるわけにはいかないのである。
明日の朝に向けて、彼は淡々と仕事をこなしつつ、英気を養っている。
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