第6話 ストーカ掃除

「春宮君のお家?」

「そう,俺の家」

「何でわざわざあちらに行くの?まさか変なことしないよね」

「しないよそんなこと,お前は俺にどう思ってるの」

「優等生くせに実はハッカー,そして犯罪を起こす人かな」

「犯罪扱いするな,大体俺犯罪を起こす事がない多分」

「って,あるの」

「maybe,一応俺はホワイトハッカー」

「ホワイトハッカーって何?」

「簡単に言うと正義の味方かな」

「でもハッキングは悪いことだよね」

泣きたいよ俺,確かに監視カメラをハッキングしたことがある。でもねあれは絶対に人助けだけ。

「冗談冗談,春宮君そんな人じゃないから」

「え」

「私は分かる,春宮君は優し人なぜなら私の依頼を受けたから」

ドキ

その笑顔とてもズルい,そんな顔見せるとやる気出た。

「早速行こうか,ストーカにもウンザリだよね」

「ううん,ありがとう春宮君」

下岸本さんはもう一度キラキラな笑顔を見せた。やはり,この笑顔はとてもズルいだ。そして俺は下岸本さんを連れて。俺の家を案内した。

「へー,ここは春宮君のお家か」

俺の家は大体11.49メーターくらい。なんか不思議気分だよね,クラスのマドナは俺の家にいるなんて。普段はこんな事は不可能の状況だ。

「ほら,下岸本さん上がって」

「あーはい,お邪魔します。春宮君のご両親に挨拶しないと」

「それは,大丈夫俺一人暮らしだから」

「へー,そうなんだ」

下岸本さんはリビングをチラチラしている。そして彼女の一番気になるのは古いピアノだ

「春宮君って,ピアノ弾けるの?」

「昔ね,それよりあの件はまだ終わっていない」

俺は強引に話題を変える,俺にとってこの話は俺の過去に関わるから。それから,下岸本さんは俺の部屋に連れて来た。

「なんか意外だな,話聞くと普段男の部屋は散らかっているはず」

「つまり俺は汚い子と言ってるの」

「いえ,だって男の部屋を来るのは初めてだから」

下岸本さんの顔は真っ赤になって,そしてソワソワしている。この子本当に可愛い,なんかモテルの理由が分かる気がする。そして俺はパソコンをオンにしてストーカの情報を探す。

ストーカの電波を探し,そしてその電波使って追跡をする。

「春宮君何してるの?」

「ストーカの電波を探す」

「へー,なんか普段ハッカーはガタガタしてるよね。あれしないの?」

「電波を探すくらいはアプリを使っては十分だ。あれしって欲しの」

「いえ,なんか印象少し違うかな」

タン

「どうやら検索が終わった,なるほどなるほど」

「春宮君何か分かる?」

「電波は二つことろがある。まずはネットカフェから,そしてストーカの家から」

「そこまで分かるなんて春宮君凄い」

こうやって褒められるはいつぶりかな,最後に褒められたのはその日以来かな。

「コホン,場所が確定した。下岸本さん犯人の事知りたいか」

「それは」

下岸本さんは少し恐怖を感じた,ストーカは下岸本さんの両親を調査されたから。その気持ちが同感できる,家族ため何でもする昔の俺みたい。

「下岸本さん,確かにお前にとってこれは怖いのことだ。でもねいずれそのストーカお前のことに向かっている,だからこれはお前の覚悟次第」

「私ねとても怖いの,両親に何かがあったらそれは私のせいになる。だから春宮君力貸して欲しい」

下岸本さんは泣き始めた,本当に今まで我慢できるなんて大したものだ。

「分かった,俺に任せてくれ。クライエントの安全が一番」

マップアプリ使ってストーカの家確認できた。近くの監視カメラをハッキングして一日の行動を見る。ストーカの姿が見えた年は30歳から40歳まで,そこから俺は次の監視カメラを変えてストーカの働く場所が分かる。この会社覚えがあるどこかへ聞いたはず。

そしてストーカがネットカフェに向かっている,場所は同じ電波を確認できた。これで犯人の顔が分かる。

「下岸本さん,犯人が見つかった。こいつどうしたいの」

「できれば罪を償えたい」

「じゃ,警察に連絡する」

スマートフォンをポケットから取って,あの人に電話をする。

「もしもし,俺だこの後つかめたい人がある」

「だから俺ってば,Lyptconだよ」

「は?詐欺師?」

「ふざけんな!」

「分かった分かった,情報はお前に起こる。じゃ」

電話を切って,俺は下岸本さんに状況を説明した。

「どいうわけで,ストーカの件がお終い」

「ええと,先の電話は?」

「俺の知り合いだ」

「警察の人だよね?」

「そうだけど」

下岸本さんは驚いた顔より呆れた顔をした。

「下岸本さん,どうしたの?」

「なんか,コメントない」

そうよね,まさか自分のクラスメイトが警察の知り合いを知ってるなんて。多分,下岸本さんの知り合いがマフィアだと俺もびくりはずだ。

「春宮君,ありがとうございました」

下岸本さんは頭を下がっている,本当に礼儀正しい子だ。

「頭を上げて,下岸本さん犯人がまだ捕まれたいない。だから油断できない」

「そっか」

「でも,少し安心できたか」

「はい,春宮君のおかげ」

「でわ,お会計について。はい,どうぞ」

「え?10万円!」






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クラスの陰キャ実はウィザードクラスハッカーです @Zelgiana

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