第5話 初めまして俺はLyptconだ

ヤバこれどうする誤魔化すそれども素直に話すか,どのみち俺の秘密がバレている。学校生活終わった,学校止めて毎日ハッキングの仕事しかない。短いだけどけっこう楽しかったな学校の生活。

「春宮君!」

下岸本さんの声を聞くと俺は再び現実に戻った。

「春宮君,お願い私を助けてくれ」

「少し落ち着け下岸本さん,状況を説明して」

下岸本さんは俺の声を聞こえていないみたい,彼女興奮状態のまま多分これヤバいの状況かもしれない。

「ごめん,下岸本さん他の方法がない」

俺は下岸本さんの頭をチョップした。

「いた」

「どう,もう平気か」

「はい,私はもう大丈夫。それより,春宮君女の子の頭をチョップするなんて流石に酷いすぎるじゃないか」

「大丈夫大丈夫,俺は男女平等だから」

「それはどう思うけど,なんか春宮君の喋り方少し違いかな」

「そうね,ぶちゃけこちの方が楽だ」

「意外だね,普段の春宮君は優等生だし,性格もとても優しいし,先生の評判もいい。でもまさか春宮君はハッカーなんて信じられない」

「俺陰キャのふりしているから」

「何でわざわざ陰キャふりしてるの」

「ただのカモカモフラージュ」

「正子君と久森君この事知ってるの?」

「まさか」

「何で他の皆に教えるの?」

「お前ってバカなの,どんな人が(実は俺はハッカーだけど)ただ警察に逮捕されるだけよ」

「えっと春宮君は本物のハッカーだよね?」

「うるさい,お前聞くすぎ」

「ごめなさい」

「コホン,初めまして俺はウニオンのハッカーLyptconだ」

「ええと,普段はこいう状況を誤魔化すするよね?」

「なんかもうバレている雰囲気だし,誤魔化すよりこちの方が早い。秘密だからねこれ,他の人に教えると分かるよね」

「なんか他のハッカーに脅迫された」

「他のハッカーそれどいう意味?」

俺はまだ依頼の中身を確認していない,その言葉を聞くとイラッと来た。相手はもちろんハッカーそれより脅迫をするなんて俺が一番嫌いなやつだ。

「あの,春宮君顔ちょっと怖い」

「あ~,悪い」

久しぶりに怒ったた俺,最後に怒ったは確か小学校以来。

「分かった,下岸本ゆかりさんお前の依頼がこのLyptconを受けてる。絶対にあのやつに潰す」

「ありがとうございます春宮君,よろしくお願いいたします」

「そいうわけで,この後時間ある?」

「はい,私は大丈夫だけど。どうしたの」

「俺の家来いゴミ掃除の時間だ」




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