エピローグ

 ミズーリオは目を覚ました。そこは寝室だった。

「・・・夢?」

ミズーリオがリビングに行くと、何もなかった。その後、ミズーリオは霊界ウルトラのシンボルタワーに向かった。都市は侵略者たちに飲み込まれたハデスによって壊滅的な状況だった。シンボルタワーの中にあるマザールームにアナスタシアがいて、ゼウスの様子を診ていた。

「様子はどう?」

「だいぶ落ち着いてきたわ」

「ハデス様は?」

「あの後からずっと隣の部屋で眠ったままよ」

「あんなことがあったから心配だな」

ゼウスが目を開けて言った。

「心配などいらない。ハデスは強い」

「起きられたのね」

「ああ。頭が痛むが。それより町の様子は?」

「ひどいわ。しばらく復旧に時間がかかるわね」

「そうか。今後同じような事態になるかもしれん。その時は、アナスタシア、それからミズーリオ、頼んだぞ」

「あなたもしっかりしてよね」

「わかった」

ミズーリオはメフィラスの言葉を思い出した。(現実を維持する力。何があっても維持してみせる。見ていてくれ、メフィラス。)ミズーリオは外を眺めながら意思を固めた。その後、メフィラスほどのエネルギーは現れなかったが、シン・ガイアこと地球で”心霊現象”が続出したのだった。

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ダ・カーポ ソードメニー @sordmany

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