プランクに腕立て伏せとスクワット 牛乳で割り飲むプロテイン

「お、ちからも短歌書いてくれたのか」

いつものように文芸部室だというのにスクワットをしていた力に声を掛けた。

「まぁ、幽霊部員とはいえ、短歌一首ならなんとかな」


幽霊部員と言うものの、部室への出席率で言えばかなり高いのではないだろうか?

部室でしていることが筋トレとおよそ文芸部らしからぬことを除けば。


「そういえば、お前、どうして入部してくれたんだ?

あの時、ほとんど面識なかったよな?」

入学したてで、クラスメイトとはいえ、そんなに接点があったわけじゃない。


「ん、いつも直は牛乳飲んでただろ、てっきり筋肉仲間かと思ってた」

「え、え、そんな理由!」

一年以上経って明かされる衝撃の真実w

「だが、俺も文芸部は気に入ってるぞ。まぁ、直はもう少し筋肉つけた方が良いがな」

そう言って力はニッコリ笑ってサムズアップした。



―― 解説 ――


文芸部 部活日誌 ― 筋肉はブチ切れた

https://kakuyomu.jp/works/16817330655577060433/episodes/16817330655584470870

をモチーフとした短歌になります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る