第4話 上杉氏のそれぞれ ③
年が明けて1410年。
さて、
「父上。弟の
長男の
「う〜む。今や佐竹家の当主とはいえ、まだ
父親である
「やはり
「うむ。佐竹家は本来、
「はい」
「
息子に説明する
すると、
「何故、前関東公方
「うむ。これはあくまで私の推測だが、満兼様は
「佐竹家に婿入れさせることで、今のような
「うむ。佐竹家は
「そんな……、成功するか分からない博打に弟の
「それだけ
「父上。果たして関東に平穏な日々は訪れるのでしょうか……」
「それは、
「はい。父上のような立派な
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