第5話 義憲の憂鬱
さて、二人の話題にあがった
第12代佐竹家当主
だが、味方がいない訳ではない。
「
声を掛けてきたのは、
「ああ、
「
「笑い事じゃないでしょ。今までは渋々ながらも出席してたっていうのに……」
「3代目関東公方
守役の
「はあっ……。
「そんなのは知っておりまする。しかし、こうなることは婿入れする時から予想していたことですからな。まあ、今はじっと耐え忍ぶほかないですな」
「軽く言うよなぁ。もう佐竹家に来て3年だよ。いつになったら俺を受け入れてくれるのさ」
「
「
そう、守役の
つまり、
「よろしいですか。
「……そうだな、
「その意気ですぞ、
(それにしても、久しく会ってないけど
佐竹
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