敬老の日
この三連休は特別な日。
東北からおばあちゃんが遊びに来てくれたのだ。おばあちゃんは普段、田舎でのんびりと暮らしているから、こうして関東まで来てくれるのは本当に嬉しい。朝からワクワクして、何をしようかと考えるだけで胸が高鳴った。
おばあちゃんが到着すると、まずは大型ショッピングセンターに行くことにした。おばあちゃんは新しいスマートフォンが欲しいと言っていたので、まずは携帯ショップへと行った。最新のスマートフォンを手に取るおばあちゃんの姿は、まるで子供のように楽しそうだった。店員さんに使い方を教えてもらいながら、私も一緒に覚えた。おばあちゃんが「これで孫たちともっと連絡が取れるね」と笑顔で言ったとき、私も心から嬉しくなった。
その後、ショッピングセンター内をぶらぶらと歩きながら、いろんなお店を見て回った。
おばあちゃんは終始ニコニコして歩いていた。
「こんなにたくさんのお店があるなんて、田舎じゃ考えられないね」
そう言って楽しそうに驚いていた。
私も普段はあまり気にしないお店を一緒に見て回るのが新鮮で楽しかった。
お昼ご飯はフードコートで食べることにした。おばあちゃんは「何でも好きなものを食べていいよ」と言ってくれたので、私は大好きなラーメンを選んだ。おばあちゃんはお寿司を選んで、二人で美味しい食事を楽しんだ。食べながら、おばあちゃんの昔話を聞くのが大好きだ。今日は特に、若い頃の恋愛話を聞いて、思わず笑ってしまった。
おばあちゃんって、結構モテモテだったらしい。
午後はゲームセンターに行った。
おばあちゃんと一緒にクレーンゲームをしたり、太鼓の達人をプレイしたりして、大いに盛り上がった。
「こんなに楽しいことがあるなんて知らなかったよ」
おばあちゃんが嬉しそうに言うものだから、私も嬉しくなった。二人で笑い合いながら、時間が過ぎるのを忘れてしまった。
気づけば、ショッピングセンターの中を二万歩も歩いていた。足が少し疲れたけれど、おばあちゃんと一緒に過ごせた時間は本当に貴重だった。おばあちゃんも「今日は本当に楽しかったよ」と言ってくれて、私も心から満足感を感じた。
夜になって、おばあちゃんを見送るとき、少し寂しい気持ちになったけれど、またすぐに会えると信じている。敬老の日って、本当に素敵な日だと思う。おばあちゃんと一緒に過ごせる時間が増えるのは、私にとって何よりも大切なことだ。
おばあちゃんが好き。これからもずっと、こうして一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思う。おばあちゃん、また遊びに来てね。私はいつでも待っているから。
おばあちゃんと会える敬老の日が好き。
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