エッセイ
私は、夜寝る前にスマホをいじってる。
寝る前の一人の時間に、スマホでWeb小説っていうのを読んでるの。
これが楽しくてね。
しかも、無料だっていうんだよ。
楽しいから、毎日読むのを楽しみにしてるんだ。
それで、いつも同じ小説を読んでると段々の違う作品も求めるようになっちゃって、たくさんの作品を読むようになったんだ。
そうしたら、どれがいつ更新なのか分からなくなっちゃって。
たまに、更新されない日もあるし……。
だから、小説サイトにユーザー登録してみたんだ。
ずっと、この小説サイトの作品を読んでたんだけど、ユーザー登録してなかったんだよね。
ユーザー登録すると、ブックマーク機能が使えるんだよ。
便利そうだから、ちょっと登録してみたんだ。
そうしたら、思ってたよりも便利なんだよね。
これで、更新があったら、通知が来るようになったんだ。
不定期更新っていう作品も結構あるからね。
小説をフォローしておけば、安心だね。
小説以外にも、エッセイなんてものがあるんだよね。
日記みたいなものだったり、好きなことを語ってるものが多いなぁって印象。
こういうのも楽しいなぁ。
◇
毎日Web小説を読み始めて、どのくらい経ったのかな。
いっぱい読んでると、私も何か書きたくなってきちゃったんだよね。
全然結末が書かれない話とか、こういう結末が良かったのになーって作品が結構あって。
私も何か書きたいなって。
それとともに、エッセイって言うのも読むものが多くなって。
けど、そっちは本当に不定期だったり、いきなり終わったりするんだ。
作者さんは忙しいのかもしれないな。
けど、そういうのを見ると、いっそう私も書きたくなっちゃうな。
そう思っていたら、私も書きはじめていた。
友達と話すみたいに、自分の気持ちを書いていた。
とりあえず今思ったことを書き終わった。
私は、それを読み返す。
……なんだか、日記みたいだな。
これってどうなんだろうな?
これを投稿したら、黒歴史になるな。
うーん。
けど、誰にも言わなければ、大丈夫か!
深夜の勢いで、私はスマホで書いた文章を、えいっと投稿していた。
はは。
これで、私もエッセイ作家デビューだね。
初めての投稿をした私は、なんだか高揚した気分で、すぐには寝れなかった。
しょうがないから、眠くなるまでWeb小説の続きを読んでいた。
すると、スマホがピロピロと何回かなった。
通知が来たらしい。
今日は小説の更新が多いなと思っていたら、見慣れない表示だった。
あ、私のエッセイがフォローされたんだ?
それって、通知が来るんだ。
すごいすごい。
ふふ。フォローされちゃった。
応援されても、通知が来るんだね。
え!
コメントまで!
「初めまして! 楽しそうな雰囲気なので、これから読みたいと思います」
私の日記。
こんなコメントもらえたりするんだ……。
私が読んでた作品みたいに、この人も私のエッセイを楽しみにしてくれる人になるのかもしれない。
もしそうだとしたら。
私、とっても嬉しいな。
これは、張り切って毎日更新しちゃおうかな!
私も、読者さんを楽しませる作家さんだ!
深夜のテンションかもしれないけれども、私はすごく幸せな気分になった。
こんな気分にさせてくれるなんてね。
投稿してみて、初めて知ったよ。
こんな経験をして、私はエッセイが好きになったのでした。
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