このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(367文字)
姿を消したお爺さんを探して、意外な相棒と異世界へ……というお話です。相棒が意外すぎて驚きましたが、口が悪いけどなんだかんだでお爺さんも孫の主人公のことも気に入ってるんだろうなと可愛くなりました。お爺さんを探して旅を続けて欲しいところです。
幼い頃から大好きだった祖父。彼が行方不明になってしばらく経ち、少年は「秘密の部屋」に足を踏み入れた……!カドカワの短編コンテスト応募作である本作は、少年の成長と冒険の物語であるように思う。反りの合わない父親との関係、その父の父である大好きな祖父の失踪。思春期を迎えた少年は今、新たな世界へと踏み出す!相棒はなんと……?少年マンガのようなワクワク感を感じさせる作品です!