第8話 最新テクノロジー
ここは実は地球で令和から何千年も経っていてどこかの海岸に自由の女神が倒れてたりするってこともあるのだろうか。スマホが
ケイタとユキ王女とバッカスとダイアナで狩に出かけることになった。首都イルベートの北東に鬼門の森があって、浅い場所なら弱い魔物が狩れるらしい。
街の中心を東西に大通りが走っていてギルドは中心部にある。ギルドを出て真っ直ぐ東に向かって東門を出ると東北に森が広がっている。
「みんなってスマホ持ってるの?」
「持ってるよ。」
バッカスがスマホを出して見せてくれた。
「持ってるわ。」
ダイアナも見せてくれた。
「私も持っています。勇者様もご希望であればご用意させて頂きます。」
ユキ王女が丁寧に言った。
「う~ん、何だか勇者様って呼ばれると居心地が良くないっていうか落ち着かないんだけど、ケイタって呼んで欲しいのだけど。」
ケイタは言った。チートも持ってないし初期能力も低いので、ステータスに勇者って出ているので勇者ではあるのだろうが、どうもいまいちピンとこない。
「では、ケイタ様で。」
スマホが気になって狩りどころじゃないのだけど、勇者にせよ何にせよ最低でも戦えるようにならないと話にならない気がする。
「バッカスってレベルどれくらいなんだ?」
ひっとしたら聞いたらいかんかもしれないが聞いたもん
「へっ?レベルって何?」
「ステータスオープン」
半透明のウインドウは違和感しかない。
「このステータスウインドウで自分の強さが分かるんだ。僕の場合はレベルが1で職業が勇者なんだ。」
バッカスとダイアナの頭の上にはてなマークが浮かんでいる。やはりステータスという
初めての魔物は緑色の森スライムだった。ケイタは武道どころかチャンバラすらやったことがなかった。森スライムは襲いかかろうとこっちに向かってきているようにも思えるがよくわからない。適当に剣を振り回したら効果音が鳴って討伐できたようだ。森スライムの中身は液体で皮が破れたらこぼれて地面に染み込んでいる。水浸しの中央に小さな
あと
ケイタはその後も適当に弱い魔物を狩った後、王都に帰還した。
常識と言い張ればそれは常識ってことで カートン怪 @toshi998
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