あとがき
今回の話は少しだけ補足をいれた上でもう一度読んで頂けるとより楽しめるかと思います。
今回の話は人類が絶滅した後。生き残った初老の男の話になります。
男は一人生き残りが居ないか探す旅に出ていたが、十数年と見つけることは出来なかった。
そして崩れ落ちた文明の後で野宿をしながら移動している。
人類が居なくなったことを暗に示すように、冒頭では人工的な音がしない様子やあえてキャンプとは言わず野宿と書いたり、屋外ではなく屋内にいることを示すように、焚き火の火が反射している様子を書いてみました。
また主人公が老人であるかのように書いておりますが、実際はまだ十数年の旅をしている初老の男が語り手です。
野宿の準備をして珈琲を淹れたところまでは今の男が主人公です。
その後の少年と老人の会話から主人公が一時的に老人に移ります。
少年と青年は過去の自分の出来事。
老人は自分の未来を予想した出来事。
それを主人公の自分が聞いていると言う話になります。
あとがきに書いても分かりにくい話で、私が上手くまとめられない為の蛇足的なものですが、そう言うことかと、解釈のヒントになればと思います。
了
老人と少年と青年と老人と ろくろわ @sakiyomiroku
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