小さな、けれども幸福な国。1000年続いた平穏は、悪意に満ちた不測の侵略によって、たった1日で灰塵に帰してしまう……突然にすべてをうばわれた、わずか14歳の姫。生命と精霊を託され、これから先、どんな結末に向けて進んでいくのか。早くも多大な苦難を予期させる展開ですが、一縷の希望があると信じて、読み進めたいと思います。