色鉛筆と花
業 藍衣
色鉛筆と花
色鉛筆を手に
白い紙を広げ
絵を描く
色とりどりの花を
優しく咲かせる
花びらには軽やかな赤
茎には深い緑
空には青い空気
花畑が煌めくように
様々な色の鉛筆の上を
まるで花から花へと
飛び回る蜜蜂のように
さまよう手
どの色を選ぼうか
花に似合う色を見つけて
美しい風景に
彩りを重ねていく
色鉛筆で描く花は
真っ白だった
世界を
美しく創造していく
絵画には
その力があり
心を癒す
色鉛筆と花 業 藍衣 @karumaaoi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます