注:ここに我らの居場所はない
- ★★★ Excellent!!!
どこまでも女の子に尽くせる最悪ハイスペック男達と、尽くされるだけの価値があるハイスペック女達の物語です。
だから、悪いことは言わないから、どうか他人事だと思って読んでください。自分にも、自分の周りにも、何にも重ねようとしないでください。生臭ささえ感じるほどの精緻でリアルな表現が含まれる分、難しいお願いだとは思います。
いいですか、これは意地悪で言っているわけではなく、カクヨムなんかを見るような陰キャができる最大の自衛です。「一軍の仲間入りできる、または一軍と関われる と勘違いしちゃった我々」が今後作品内に登場し、順当にキモく、鼻で笑われ、ひどい結末を迎えた挙句綺麗に忘れ去られた時などのための準備運動です。
そなえよつねに。
さて、レビュー欄を見る人間の中には一定数、「読了後に他の読者の感想を見て楽しむ」層が存在します。つまり、引用でもそういう芸でもなく、かっこいいと思って文体を寄せたレビューを書いちゃった日にはその大多数から「あらあら うふふ」と思われること間違いなしでしょう。なのでこのレビューが寄ってないかカッコつけてないかは再三チェックしました。
それでも尚チェック漏れがあったら諦めてクラスの中心にいる陽キャと同じブランドのパーカーをママにねだって買ってもらって生きていこうと思います。