拝読致しました。
これが、あの日の真相……。
翔さんが主導して心中したと考えていましたが、まだ浅かったようです(^^;)
その不倫は周知されていたんですね……その地獄の中で、いずれの母親も生きて来た。
その想いは歪になってそれぞれの子供に向かい、一方的に裏切られた美千代さんの心は壊れてしまった。
翔さんは、それでもその母親を見限ることができず、できたのは自分が死ぬことだけだったとは...(T◇T)
自分自身の人生を乗っ取られていたにも関わらず、それでも母親の救済を願った翔さんは、やはり凛ちゃんと同じく優しさがあったんですね、ただ……と言う奴で。
そんな環境で育まれた二人は、確かに互いこそが同胞だった。
でも、凛ちゃんはその地獄から力強くすくい上げてくれた拓海さんがいた。
翔さんにはいなかった。
そして、凛ちゃんは過去を背負い、それでも幸せを目指して生きる道を選んだ。
やはり凛ちゃんは強いです!
作者からの返信
たけさぶろう様、ここまでお読み頂いてありがとうございます。
展開が騒がしくて、お疲れではありませんか?
この先、もう一山騒がしくなります。労ってから、伝えることじゃない気がしますが、凜の強さはこんな物ではありません。
翔さんもまた、親に縛られていたんですね……。そう思うと、凛さんの回想で語られていた翔さんの言動も、追い詰められた末のものとも思えます。
親同士の確執を産まれた子供に押しつけて、さもその子供に罪があるように追い詰める……子供が歪んでいくのも無理はないですね。それでも翔さんは最後の最後で抗って、凛さんも拓海さんとの出会いが救いになって、片方は結局亡くなってしまったけど、遺された方は今も生きている……せ、切ない……。すごく綺麗で泣きそうで、素晴らしい話の流れです。
拓海さんが救世主にしか見えません。
作者からの返信
イオリさま、お読み頂きありがとうございます。
逃げ場のない幼少時代は、辛い記憶でした。
向き合うからには、戦わないといけません。
救世主の拓海がいるので、大丈夫かな🙆♀️
コメントありがとうございました♪