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コメント、失礼します。
【美千代が悦子を罵る言葉は、リピート機能で鳴りっぱなしの唄のようだった。とうに聞き飽きた曲を、惰性で耳に打ち込む感覚で、闇の唄は凛の心の中にも潜む。アレンジは違うが、母親に対する憎悪は同じだった。】
ここまで本作を読んできて、雨京さんはかなり安定して文章を書かれる方だな、と感じていたのですが、とりわけこのシーンでの、上に引用した箇所が個人的にはすごく好きでした。
鬼気迫る感じというか、にじみ出て漂う暗さみたいなものが、直喩と隠喩を織り交ぜながら適切に描出されていて、地力のある方が書かれる文章だなあ、という印象です。
【傷は僕の嫉妬だよ。『一生大事にして』と伝えて】
翔のこのセリフも、すごくよかったです!
どんな場面でも、雨京さんの筆力でぐいぐい読まされますね(^_^)
作者からの返信
キャスバル様、いつもお読み頂きありがとうございます♪
今日は、作品を描く苦労が一瞬で飛んでしまういい日になりました。いつも、ここはこのセリフで伝わるのか、自問自答ですが、その苦労が報われた気がします。温かいコメント心に沁みます。ありがとうございました🥲
きゃーーー!! ここで最初のシーン出てきた!
翔くんがシートベルトを外したのはこういう事でしたか。「あの教会で……」も記憶の混乱などではなく、確かに翔くんが言った全く違う意味の言葉だったとは。
ここまで引っ張ってこうまで綺麗に種明かしされると、参ったと言うしかありません。まだ何も決着ついてないけど!
作者からの返信
「きゃーーー!!」頂きました。ありがとうございます♪
しかもたくさん褒めて頂き、恐縮してしまいます。
ラストで、翔が言えずに終わった台詞を用意してありますが、田舎師さまは多分分かっている気がします。
温かいコメントありがとうございました😭